白黒写真修復
2人目の革新者は、白黒写真修復師・村林孝夫。日本でただ一人の白黒写真の修復師。写真の劣化状況にもよるが、99.9%撮影した当初の状態に修復することができるという。もともとは写真家だったが、父の遺言で写真修復の仕事を始めた村林。10年かけて修復法を完成させたという。
「経年変化した白黒写真修復法」
村林 孝夫
1949年東京生まれ。1956年写真家であった父より初めてカメラを手渡され、風景写真を撮る。 また暗室作業を覚える。 1973年東京写真大学卒業。 大日本印刷CDC事業部入社、 広告・カレンダー等の撮影に従事。 1974年〜国画会の写真部門で連続入選。 1975年フォト ムラバヤシに入社。 1991年〜モダンアート展出品。1993年〜フィナール国際美術展出品。1998年パリ開催のサロン・ド・メ招待出品。1999年日本写真芸術学会会員に推薦される。2003年10月株式会社リボテック取締役研究所長就任。現在は化学修復を中心とした研究や作品制作など積極的に活動を続ける。
鶏卵紙復元プロジェクト
鶏卵紙写真の修復/再生への道のり
一ノ瀬泰造プロジェクト
被弾したカメラに残されたフィルムの現像
村林 孝夫
1949年東京生まれ。
1956年写真家であった父より初めてカメラを手渡され、風景写真を撮る。 また暗室作業を覚える。 1973年東京写真大学卒業。 大日本印刷CDC事業部入社、 広告・カレンダー等の撮影に従事。 1974年〜国画会の写真部門で連続入選。 1975年フォト ムラバヤシに入社。 1991年〜モダンアート展出品。1993年〜フィナール国際美術展出品。1998年パリ開催のサロン・ド・メ招待出品。1999年日本写真芸術学会会員に推薦される。2003年10月株式会社リボテック取締役研究所長就任。現在は化学修復を中心とした研究や作品制作など積極的に活動を続ける。
化学修復(薬品を使った暗室作業)の最大の利点は、デジタル修復(パソコン上での作業)では不可能な、古くなって消えてしまった画像を再現することです。
撮影当時にはハッキリしていた「顔の表情」「着物の柄」「背景」なども、古くなるとぼやけてきます。 画像が消えた(褪色した)写真は、デジタル修復では別の写真をはめ込むか、想像で描き加えるため、オリジナルの再現は望めません。
化学修復法はオリジナルを鮮明に再現する唯一の方法です。この「化学修復法」は、国内最大のフィルムメ一カ一富士写真フィルムも認めた世界唯一の最新技術です。 このたび「経年変化した白黒写真修復法」の特許を取得いたしました。(2003年7月4日 特許第3446174号)
未来シアター
2012年6月15日(金) 23時30分〜23時58分
監督・演出企画・総合演出
福士睦
プロデューサー
今井大輔
チーフプロデューサー
安岡喜郎