Artscene 芸術の風景 -アートシーン 展覧会情報

芸術、美術、展覧会の紹介をしています。

鎌倉美術修復工房

artscene2012-06-13




1人目の革新者は、プロクライマー・野口啓代。小学5年生でクライミングを始めた野口。2008年、日本人女子としては初めてクライミング・ワールドカップ優勝。さらに2年連続、年間世界女王に輝く。そんな野口には、世界一の座を交互に取り合う「オーストラリアの英雄」アンナ・シュテールというライバルの存在があった。


2人目の革新者は、白黒写真修復師・村林孝夫。日本でただ一人の白黒写真の修復師。写真の劣化状況にもよるが、99.9%撮影した当初の状態に修復することができるという。もともとは写真家だったが、父の遺言で写真修復の仕事を始めた村林。10年かけて修復法を完成させたという。


鎌倉美術修復工房は、絵画修復家・加賀優記子率いる精鋭スタッフによる油彩画・日本画・版画・現代美術などの絵画修復専門チームです。代表:加賀優記子はルーブル美術館修復員に参加。また、これまでにモディリアーニユトリロターナードラクロワなど数々の著名な作品の修復を手がけてまいりました。
   


鎌倉美術修復工房とフランスの老舗絵の具会社・ペベオ社が、新しく「ペベオ絵画修復エデュケーション・センター」を開校致します。詳しくは下記ホームページを閲覧ください。

http://kamakura-syufuku.com


http://syufuku-edu.pebeo.co.jp



お問い合わせ
神奈川県藤沢市片瀬山3丁目2-10
TEL/FAX 0466-27-7287




武蔵野美術短期大学油絵学科 及び 同大学油絵専攻科 卒業
1984年 渡仏、パリ国立美術大学デッサン科に学ぶ。
ドミニク・ラルフェール修復工房にて修復技術を習得。ルーブル美術館専属の修復家クシェジェンスキー氏に師事し、ルーブル美術館絵画修復員として勤務。
ルーブル美術館においてルーブル宮殿天井画、ドラクロワ作品など多くの作品修復プロジェクトに参加。この他ブルホン宮殿(フランス国会議事堂)王の間天井画(ドラクロワ作)、ヴェルサイユ宮殿壁画作品、リモージュ国立博物館天井画、ノートルダム・ド・クリニャンクール寺院壁画修復作業などに従事する。
1992年 「鎌倉美術修復工房」設立
1998年 小山敬三賞修復部門賞 受賞
1999年 野村国際文化財団海外研修助成 授与
2000年 ニューヨーク大学電子顕微鏡コース 終了
2001年 ベルリン国立博物館ラトゲン研究所およびドイツ政府産業化学研究所(BAN)にて「天然、合成樹脂の分析研究」をテーマに研修
   
IIC(国際文化財化学保存会議会)会員、日本古文化財科学保存会会員


ドラクロワ作 サルダナパールの死(ルーブル美術館
プリュードン作 キリスト磔刑ルーブル美術館
ブロンデル作 コングレの間、ルイ16世の間天井画(ルーブル美術館
ドラクロワ作 王の間天井画(ブルボン宮殿・フランス国会議事堂)
ミッシェル・デュマ作 布教するサン・ドニノートルダム・ド・クリニャンクール寺院)
など