Artscene 芸術の風景 -アートシーン 展覧会情報

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ベアトリス・ドゥイエのガードローブ展

artscene2012-11-11


フランスの人気アーティスト、ベアトリス・ドゥイエの日本での初個展 「ベアトリス・ドゥイエのガードローブ展」 " La garde-robe de Béatrice Douillet" を開催します。


ベアトリスは、不要になった古着、廃品、木片など様々な素材に、新たな命を吹き込み、環境に優しい創作を行っています。鑑賞者をどきりとさせる個性豊かなイマジネーション、さすがフランスと感じさせる卓越した色彩感覚。コラージュによる絵画や立体作品の制作、ファッションショー、イベントの装飾構想から製作まで幅広い分野で活躍しています。フランスのル モンド紙をはじめ、多くのメディアが注目のエコアーティストとして特集記事を組むほどです。今回、蒼で開催する展覧会では、モードをテーマにした作品。小品やドレスなど”微笑みとウィットと情熱”に溢れた約27点を展示致します。

展覧会名 :  「ベアトリス・ドゥイエのガードローブ展」 
         " La garde-robe de Béatrice Douillet"


2012年11月10日(土)〜12月2日(日)
休 廊 日:  期間中無休

開催時間 :  11:00-19:00 (最終日17時迄)

入 場 料:  無料


作家在廊予定: 11月10日(土)〜18日、26日〜12月2日

企画/主催: 蒼(窪田幸子)





展覧会に寄せて
オートクチュールのファッションショー フランスの伝統より


ベアトリス・ドゥイエの衣装一式
一揃いの刺繍による衣装一式
着た人の想い出がいっぱいつまった洋服は、親密なものを表している。
細微にわたる装飾が全体に施され、最初の想い出にさらに歴史を加える。
これはかくれんぼの一部である。
体を隠す(又はよりよく見せる?)服である。
秘密は、色の喜び、素材の楽しみ、極小のオブジェの動きの下に隠れている。
多かれ少なかれ、目に見えて、判読できる…
− ベアトリス・ドゥイエ



ベアトリス・ドゥイエ プロフィール

1962年9月28日 フランスで生まれる。
1986年よりメゾン・デ・アーティスト(芸術家協会)に登録。

パリ15区にある国立高等応用美術・芸術工芸学校 (Ecole Nationale Supérieure des Arts Appliqués et des Métiers d’Art) を卒業。表面造形アーティスト上級技術者免状 (壁画研究会)、国立高等応用美術・芸術工芸学校修士を取得。

ショー、モード、イベントにおける装飾の構想及び製作。
ゲーテ・モンパルナス劇場、フランス製作会社、アンテナ2、エッソ、ベンシモン、ウンガロ、ハリス・ウィルソン、フランステレコム、フランス電力公社の仕事に携わる。
ポストカード用イラスト作成 (主な発行所:イヴォン、カルト・ダール)



個展
2011 「ソー&ソー」 ヨハネス・L.M.コー (彫刻家) と共同。
「卑しい小さな遊牧民」 ドイツ、ニュルンベルク、ロヴェールギャラリー
2010 「バロック式のやっつけ仕事」 コードリーのレース博物館
2009 「現象」 モントルイユのアトリエ・オープン
2008 「奇妙な天使」 パリ及びモントルイユ
2007 「ラクリモサ」 モントルイユ
2006 「猫かぶりとその他の者」 モントルイユ
「つかの間のギャラリー」 モントルイユ市役所とパートナー提携
2005 「骨とう品」 アボン・モントルイユ及びパリ
2004 「人魚のすばらしい世界 ?!」 パリ
2002 「豊かな情感(気分)」 パリ
2001 「ジャズという言葉、ジャヴァという色」  トゥールーズ、モントルイユ及びパリ、
クロード・ヌガロ (歌手) の歌詞より.
2000 「アリグルのポートレート」 パリ、フィリップ・ルヴィヴィエ (写真家) と共同



集合展
団体 「アーティスト・ア・ラ・バスティーユ (バスティーユのアーティスト) 」

イベント企画
2011  「貪欲な色素と強烈な色素」 パリ
2010 「単一緑色(世界)」 パリ
2009 「壁の上部(手を上げろ)」 パリ
2008 「ミクロ・マクロ・メガロ(誇大妄想者)」 パリ
2007 「迷路」 パリ
2006 「オルガスムの寄付」 パリ
2005 「不安定な男」 パリ
2003 「みんな舞台へ」 パリ
2002 「四方八方」 パリ
2001 「いすマニア」 パリ
2000 「大罪」 ヴィシー



団体 「ラール・アン・マルシュ (進化する芸術) 」 (オリジナルアート):

2011 「ばかげた動物誌と独特な小動物」
2004 「外のフレスコ画」 ラパリッス、レ・キャトル・コアン博物館
2002以降
テーマ別巡回展示会 ぶどう畑とワイン。豚。ラ・ファニー。
1995〜1999
「男の悪魔と女の悪魔」
「芸術家のペン(ベッド)」
「城の生活」
「愛撫」
ジーンズと靴下」
「女とグリズリーの愛の物語」
「タンゴ」
「マスク」
(パリ18区アート・ファクトリー・ギャラリー)

団体「ファイバー・アート・フィーバー」(繊維芸術):

2011 「マジコ・テクスティル」 メキシコとコンカルノー



お問合せ先: 蒼 窪田幸子

東京都杉並区松庵2−18−26 蔵

電話 03−3331−3681
Fax 03−3331−3682