金唐紙展 上田尚作品展
2014年3月15日(土)− 2014年6月01日(日)
革に型押しや彩色を施した「金唐革」を和紙で模した「金唐革紙」は壁紙として明治期に盛んに輸出され、国内外の建築物にも用いられましたが、次第に需要が減少し、昭和中期に製法が途絶えてしまいました。その金唐革紙の技術を「金唐紙」として蘇らせた上田尚氏が今年80歳を迎えられることを記念した作品展です。代表作から本展のための新作まで、華麗な金唐紙の魅力をゆっくりとご堪能ください。
2014年03月15日(土)〜2014年06月01日(日)
Close on Monday 休み・月曜日
革に型押しや彩色を施した「金唐革」を和紙で模した「金唐革紙」は壁紙として明治期に盛んに輸出され、国内外の建築物にも用いられましたが、次第に需要が減少し、昭和中期に製法が途絶えてしまいました。その技術を「金唐紙」として蘇らせた上田尚(うえだたかし)氏です。
氏が金唐革紙と出会ったのは約30年前。昭和58年(1983)、重要文化財「旧日本郵船 小樽支店」の修復事業をきっかけに金唐革紙の研究を重ね、その復元に尽力されました。以後、旧岩崎邸(東京都)など各地の重要文化財の修復・復元に携わり、平成17年(2005)には国選定保存技術保持者に認定されています。また、金唐紙研究所を主宰し、国内外で展覧会を開催するなど金唐紙の普及にも努めてこられました。
このたび、上田氏が80歳を迎えられることを記念し、作品展を開催いたします。本展の開催にあたって制作された新作も含め、上田氏の代表作の数々をご覧いただけます。豪奢かつ華やかな金唐紙の魅力をお楽しみください。
http://www.papermuseum.jp/exhibit/temporary/2014/0315.html
会場
紙の博物館
〒114-0002
東京都北区王子1-1-3(飛鳥山公園内)
2014年3月15日(土)- 2014年6月1日(日)
料金
大人 300円/小中高生 100円
【主催】
紙の博物館
【共催】
金唐紙研究所
金唐紙友の会
【後援】
小樽市教育委員会(旧日本郵船小樽支店)
東京都歴史文化財団(東京芸術劇場)
岡谷市教育委員会(旧林家住宅)
呉市入船山記念館
孫中山記念会(移情閣)
東京都公園協会(旧岩崎邸庭園)
箱根ラリック美術館
大仙市教育委員会(旧池田氏庭園)
築上町教育委員会(旧蔵内邸)