Artscene 芸術の風景 -アートシーン 展覧会情報

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ヤノベケンジ

artscene2012-09-20


 福島空港(須賀川市など)で23日まで開かれる「福島現代美術ビエンナーレ」の作品で、放射能汚染という現実の中で希望を表した巨大な少年像「サン・チャイルド」が、空港開港20周年を迎える2013年3月まで展示されることが決まった。


 空港ロビーを入った所に立つ高さ6.2メートルの像は、美術作家ヤノベケンジさんが子供の未来の再生という願いを込めて2011年に制作。放射線防護服の少年がヘルメットを取り、右手に太陽を持っている。他に二つある同じ作品のうち、一つが大阪府茨木市内に設置され、もう一つは海外に巡回中。


 1965年生まれのヤノベさんは、90年代から放射能や核など社会的なテーマでも創作活動を行ってきたが、「この作品は福島にこそ置きたい」との実行委員会などの要望に応えて、会期後も展示継続となった。


 本人は、これからもここから世界に発信できることは作者として大変うれしく思っているといい、将来、福島での恒久展示もあり得ると思うという。