サムライたちの美学 ― 新刀と刀装具にみる粋の心
2月4日(土)〜3月25日(日)
http://www.seikado.or.jp/010100.html
休館日 毎週月曜日
開館時間
午前10時〜午後4時30分(入館は午後4時まで)
入館料 一般800円・大高生500円
中学生以下無料
およそ千年の歴史を誇る日本刀のうち、桃山時代以後に制作されたものを「新刀(しんとう)」と呼びます。新刀の刀工たちは鎌倉〜室町時代の優れた古刀をモデルとしながらも、独自の作風を創り出し、時代の流行に応えていきました。
本展では、戦国時代に短く直された古刀にはじまり、江戸時代の諸藩お抱え刀工の作刀や幕末の新々刀(しんしんとう)を展示いたします。また重文「四条河原遊楽図屏風」を特別出品し、描きこまれた風俗を、江戸時代の印籠(いんろう)・根付(ねつけ)や装剣小道具とともに紹介します。
講演会
「新刀の変遷 国広から貞一まで」
日時 3月3日(土) 午後1時30分から
場所・定員 地階講堂にて先着150名
演題 「新刀の変遷 国広から貞一まで」
講師 吉川 永一 (日本刀剣保存会 幹事)
吉川永一によるギャラリートーク(展示室にて)
午前11時から 2月4日(土)・2月25日(土)・3月25日(日)
学芸員による列品解説(展示室にて)
午後2時から 2月9日(木)・2月23日(木)・3月15日(木)
※講演会、ギャラリートーク、列品解説ともに聴講は無料ですが、入館料を別途お支払ください
主な出品作品
堀川国広刀 桃山時代 16〜17世紀
重美 山浦清麿刀 江戸時代・弘化4年(1847)
長曽祢虎徹刀 江戸時代 17世紀
藍革巻柄打刀拵 江戸時代 18〜19世紀
芦雁蒔絵鞘打刀拵 渡邊桃舩作 明治時代 19世紀
重文 四条河原遊楽図屏風(左隻) 江戸時代 17世紀
※展示期間 左隻:2月4日〜29日、右隻:3月1日〜25日
花鳥図大小鐔・三所物 石黒是美作 江戸時代 19世紀
左:雪華蒔絵印籠・雪華文鏡蓋根付 原羊遊斎作 江戸時代 19世紀
右:葵紋散蒔絵印籠 江戸時代 18〜19世紀
〒157-0076
東京都世田谷区岡本2-23-1 静嘉堂文庫美術館
TEL.03-3700-0007
◆最寄り駅、二子玉川駅
二子玉川駅バスターミナル4番のりばから東急コーチバス「玉31・32系統」で 6番目のバス停「静嘉堂文庫」下車
◆駐車場
・美術館前に約20台分あります。