Artscene 芸術の風景 -アートシーン 展覧会情報

芸術、美術、展覧会の紹介をしています。

草間彌生 永遠の永遠の永遠 埼玉県立近代美術館

www.momas.jp

〒330-0061
埼玉県さいたま市浦和区常盤9丁目30−1
048-824-0111




http://www.asahi.com/kusama/


2012年4月13日〜5月20日



現代美術家として活躍する草間彌生の、最新の創作活動を紹介。


半世紀以上にわたって、水玉や網の目の作品を作り続けてきた草間は、2009年から、驚異的な創作意欲を傾け、まったく新しい絵画の仕事に取り組みはじめました。それらは子どものように自由で楽しい想像力に溢れながら、人間の内面世界をえぐり出すような、これまでに見たこともない作品群となりました。この色彩豊かな新作と対照的なのが、50点からなる『愛はとこしえ』の連作です。草間が2004年から3年間で一気に描き上げたモノクロの線画作品は、無限に湧き出る連鎖的なイメージを、魔法のような筆使いで描き出したものです。さらに、初公開となる『南瓜』などの彫刻やインスタレーションも展示し、草間の分身としての創作世界を体感いただきます。




1929年、長野県松本市生まれ。


10歳の頃より水玉と網模様をモチーフに幻想的な絵画を制作。57年渡米、巨大な平面作品、ソフトスカルプチャー、鏡や電飾を使った環境彫刻を発表する。60年代後半にはボディー・ペインティングなど多数のハプニングを行う。73年帰国、美術作品の制作発表を続けながら、小説、詩集も多数発表。93年第45回ベネチアビエンナーレに代表作家として日本館初の個展を行う。98年ニューヨーク近代美術館などで大回顧展が開かれる。01年朝日賞受賞。04年「クサマトリックス」(森美術館)は52万人を動員。09年文化功労者に選定される。


11年5月よりマドリードの国立ソフィア王妃芸術センターを皮切りにパリのポンピドー・センター、ロンドンのテート・モダン、ニューヨークのホイットニー美術館を巡回する大規模な個展を開催中。


草間彌生
http://www.yayoi-kusama.jp/j/information/index.html


埼玉県立近代美術館
2012年4月14日(土)〜5月20日(日)


松本市美術館
2012年7月14日(土)〜11月4日(日)


新潟市美術館
2012年11月10日(土)〜12月24日(月・祝)