Artscene 芸術の風景 -アートシーン 展覧会情報

芸術、美術、展覧会の紹介をしています。

名古屋市美術館

artscene2011-03-27


宮古島


写真家・東松照明 全仕事
名古屋市美術館

http://www.art-museum.city.nagoya.jp/annai.html


2011年4月23日(土)-2011年6月12日(日)


開館時間

午前9時30分-午後5時、金曜日は午後8時まで。

※入場は閉館の30分前まで。


休館日 毎週月曜日

観覧料

一般1,100円  大学生・高校生700円  中学生・小学生400円



現代日本を代表する写真家・東松照明(1930- )は、写真というメディアの記録性を活かしながら、敗戦からのわれわれ日本人の精神の在り処をその深奥から浮かび上がらせて見せます。1930(昭和5)年に名古屋市東区新出来町に生まれた東松は、20歳の時に写真に出会い、愛知大学を卒業後、上京し岩波写真文庫のスタッフ・カメラマンとしてそのキャリアを始めました。戦後の日本が抱える矛盾や問題を、従来の報道写真とは異なる手法で提示するその表現は、日本の写真の“ヌーヴェル・ヴァーグ(新しい波)”としてはやくから注目されました。



被爆」の精神的葛藤を追及し、写真家のライフ・ワークともなった<長崎>シリーズ(1961〜)。占領と独自性が屹立する沖縄の精神性を注視した「太陽の鉛筆」(1975)。現在も継続して撮影され続けているこれらの作品群は、歴史や時間の経過はもとより、観る者に「いま」を強く意識させる、優れた“叙事詩”へと結実しています。今回の展覧会は、60年に及ぶ写真家・東松照明の表現の集大成を見せる本格的な回顧展です。どうぞご期待ください。



〒460-0008 
名古屋市中区栄二丁目17番25号(白川公園内) 
地下鉄: 伏見、大須観音矢場町駅から10分


電話 052-212-0001 
Fax 052-212-0005


開館時間 
午前9時30分-午後5時(入場は4時30分まで) 
金曜日(祝日を除く)は午後8時まで(入場は7時30分まで)


休館日 
毎週月曜日(祝日の場合は直後の平日)
12月29日〜1月3日