Artscene 芸術の風景 -アートシーン 展覧会情報

芸術、美術、展覧会の紹介をしています。

21_21 DESIGN SIGHT

artscene2011-02-10



倉俣史朗エットレ・ソットサス


画像:倉俣史朗「ミス・ブランチ」
21_21 DESIGN SIGHT
(東京都港区) 2月2日〜5月8日
http://www.2121designsight.jp/

企画展 「倉俣史朗エットレ・ソットサス」展
会期: 2011年 2月2日(水) - 5月8日(日)
時間: 11:00 - 20:00(入場は19:30まで)
休館日: 火曜日(5月3日は開館)

スケジュール
2011年02月02日 11:00 〜 2011年05月08日 20:00
ホームページ
http://www.2121designsight.jp/ (アートスペースのウェブサイト)
入場料
一般 \1000、大学生 \800、中高生 \500、小学生以下無料
アートスペースの開館時間

イベントにより異なる。
地図
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アクセス
都営大江戸線東京メトロ日比谷線六本木駅より直結予定, 東京メトロ千代田線乃木坂駅より徒歩3分
住所
〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-6 (東京ミッドタウン内)
電話: 03-3475-2121

日本を代表するデザイナー 倉俣史朗(1934.11.29-1991.2.1)と、イタリアデザイン界の巨匠 エットレ・ ソットサス(1917.9.14-2007.12.31)。二人の交流は、1981年、デザイン界に衝撃を与えた「メンフィス」(*1)プロジェクトをきっかけに始まりました。モダニズムに息苦しさを感じていた二人は、ソットサスは西欧的 イデオロギーを背景に、倉俣は日本的感性をもって、デザインという言語で語り合い、夢を見、美を 探求し、友情を育みながら、創造の可能性を探り続けました。表現の異なる二人ですが、ともに、機能性や利便性を超えて、生活に喜びと驚きをもたらすデザインを求めたのです。

本展では、倉俣史朗の1981年から10年間の透明感に溢れた希少な作品約60点と、ソットサスが最晩年に残した、多くの作家を触発したネイティブ・アメリカンのオブジェ「カチナ」が主題のドローイングをもとに、新たに制作された世界初公開作品約20点を紹介します。行きすぎた市場主義や物質社会の再考が求められる現在、デザインやものづくりの意味が大きく変わろうとしています。夢と愛に満ちた二人の 仕事を通して、限りなく自由で生き生きとした「デザイン」に改めて出会う、新鮮な体験をお楽しみ ください。

(*1) 戦後の高度経済成長が一息ついた1980年、エットレ・ソットサスを中心に若手デザイナーや建築家によって結成された デザイングループ。1981年に第1回「メンフィス」展を開催、センセーションを呼び、その後80年代の建築・デザインに多大な 影響を及ぼす。主なメンバーはミケーレ・デ・ルッキ、マッテオ・テュン、マルコ・ザニーニ、日本からは梅田正徳、倉俣史朗が 参加。