Artscene 芸術の風景 -アートシーン 展覧会情報

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静嘉堂文庫美術館

artscene2011-02-11


五世大木平蔵作「木彫彩色御所人形(宝船曳き)」 静嘉堂文庫美術館

岩崎家の人形展
静嘉堂文庫美術館 東京都世田谷区 2月5日〜3月21日

交通案内 〒157−0076 東京都世田谷区岡本2−23−1 TEL. 03−3700−0007


岩崎家の人形展 ― 桐村コレクションのお雛様を迎えて ―
2011年 2月5日(土)〜3月21日(月・祝)
休 館 日 毎週月曜日(但し3月21日は開館)
開館時間 午前10時〜午後4時30分(入館は午後4時まで)
入 館 料 一般800円 大高生500円 (一般・大高生は20名以上団体割引) 中学生以下無料

高雅な品格がただよう童子雛(五世大木平蔵作)は、昭和初め頃、岩崎小彌太が夫人孝子に贈ったものです。戦後、散逸していましたが、福知山の人形愛好家・桐村喜世美氏が情熱をかけて収集され、人形十五体と道具類の多くが奇跡的に再び一堂に会しました。一方、当館蔵の同じく五世大木平蔵作の木彫彩色御所人形「鯛車曳き・宝船曳き・七福神・餅つき」は、小彌太の還暦祝いに夫人が贈った人形行列で、各々が小彌太の干支・兎の冠をつけています。本展では、里帰りのお雛様をお迎えし、おめでたい人形行列とともに卯年の春を祝います。

出品作品
 五世大木平蔵作 童子雛人形 昭和時代 20世紀 桐村喜世美氏蔵
 五世大木平蔵作 木彫彩色御所人形「宝舟曳き」 昭和14年(1939) 静嘉堂

◎講演会
 3月6日(日)  午後1時30分から 地階講堂にて先着150名
  「ひな祭りの歴史と文化」   四辻 秀紀 氏(徳川美術館 副館長)

学芸員による列品解説   2月12日(土)・3月19日(土) 各日とも午前11時から
    3月10日(木) 午後2時から