手塚雄二 一瞬と永遠のはざまで

気（1984年作品） 　　世界環境運動の公式ポスターに採用された。

そごう美術館25周年記念

誰よりも深く。限りない静寂。
手塚雄二 一瞬と永遠のはざまで
http://www.tezukayuji.jp
http://www.jarap.jp/eco/artist/tezuka.html

2010年10月23日（土）から　2010年11月28日（日）
そごう美術館
開館時間 午前10時〜午後8時
※入館は閉館の30分前まで
入館料 大人1,000（800）円、大学・高校生800（600）円、中学生以下無料

横浜駅東口・そごう横浜店6階 ※会期中無休

斬新な発想と独自の美意識で、日本画の世界に新たな息吹を吹き込む手徐ｭ雄二（1953年生まれ）。日本美術院という長い伝統を誇る団体に属しながら、その中で模索と挑戦を繰り返し、現代日本画の中でも異彩を放つ存在といえる。

手塚は、友禅染の絵付け師である父のもと、神奈川県鎌倉市に生まれ、幼少期に東京に移り住み、高校生のころに画家になることを志した。東京藝術大学に入学後、1979（昭和54）年の第34回春の院展および再興第64回院展で初出品・初入選。同大学大学院に進学してからは故平山郁夫に師事、同大学で後進の指導にあたりながら院展への出品・受賞を重ね、1992（平成4）年には同人へ推挙された。

30年以上に及ぶ画業の中から大作約40点を絞り込み、手徐ｭ芸術の根底をなす美意識として「寂」（じゃく）「雅」（みやび）「塊」（かたまり）「謐」（ひつ）「燦」（さん）という5つのテーマをもうけ展覧。また、細密な技巧が光る小品、および展覧会初公開となるデッサンあわせて約70点の作品を展示する。

気（1984年作品）
落日（1993年作品 東京国立近代美術館蔵）
麗糸（1999年作品）
夜奏（2002年作品）
きらめきの森（2005年作品）

主　催 そごう美術館、朝日新聞社、神奈川新聞社
※障害者手帳をお持ちの方、および同伴者1名は（）内の料金
後　援 神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会