Artscene 芸術の風景 -アートシーン 展覧会情報

芸術、美術、展覧会の紹介をしています。

文学の彩り

artscene2013-11-05



〒181-0013

東京都三鷹市下連雀2-12-27

0422-42-6233
Fax: 0422-41-9827


三鷹市山本有三記念館は、作家・山本有三が1936(昭和11)年から1946(昭和21)年まで家族とともに住んだ家です。有三はここで代表作「路傍の石」や戯曲「米百俵」を執筆すると共に、自らの蔵書を利用して「ミタカ少国民文庫」を開きました。進駐軍の接収に遭い有三はやむなく転居しましたが、「三鷹は私にとって忘れがたい土地である」と語っています。


接収が解除された建物は研究所や文庫として利用された後、1996(平成8)年に「三鷹市山本有三記念館」として開館。現在は山本有三の生涯と作品を紹介する施設として公開し、展覧会や朗読会などの事業を行っています。



山本有三記念館へのアクセス

山本有三記念館地図


●電車
JR中央線三鷹駅」南口
より徒歩12分
JR中央線京王井の頭線
吉祥寺駅」南口(公園口)
より徒歩20分


●バス
三鷹駅南口より
みたかシティバス
「むらさき橋」下車徒歩2分
吉祥寺駅南口より
小田急バス
万助橋」下車徒歩5分

〒181-0013
東京都三鷹市下連雀2-12-27

Phone: 0422-42-6233 
Fax: 0422-41-9827


【開館時間】9:30〜17:00


【入館料】300円(20名以上の団体200円)
     ※中学生以下、障害者手帳を持参の方とその介助者、校外学習の高校生以下と引率教諭は無料です。
     ※「東京・ミュージアムぐるっとパス」をご利用いただけます。



【休館日】月曜日、年末年始(12月29日〜1月4日) ☞今月の休館日
     ※月曜日が休日の場合は開館し、その翌日と翌々日休館




2013年 9月 7日(土)−2014年 2月23日(日)

【開館時間】 9:30−17:00
【休館日】 月曜日 *月曜日が休日の場合は開館
12/24・25、12/29〜1/4、1/14・15は休館

山本有三が初めて執筆した長編小説「生きとし生けるもの」は、大正15年9月から12月まで「朝日新聞」に連載され、大きな話題を呼びました。その後も「波」「風」「女の一生」と新聞連載を手掛けた有三は「新聞小説は挿絵と二人でやる二人三脚」と語っていたように、本文を彩る挿絵を大切に考えていました。また有三の著作の中には、近藤浩一路川端龍子、田辺至、中村研一、白井晟一らの装幀による美しい本も多く、作品世界を表現する本の外観にも強いこだわりを持っていたことがうかがえます。
本展では近藤浩一路による「真実一路」挿絵原画や田辺至の「波」挿絵原画をはじめとして、『女人哀詞』初版本(川端龍子装幀)や『女の一生』初版本(中村研一装幀)などを出品します。有三文学を「見て」お愉しみください。


不惜身命特別展示
9月7日〜2月23日
新収蔵の有三直筆原稿「不惜身命」を初公開いたします。