Lundy Collection 近代竹工芸の誕生−二代鳳斎と琅玕斎を中心に
2013年4月13日〜6月2日
かつて実用品とみなされていた竹工芸は、栃木市嘉右衛門町出身の二代飯塚鳳斎（1872-1934）と飯塚琅玕斎（1890-1958）によって、創造的な近代工芸の領域にまで高められました。籠師である父初代鳳斎から継承した唐物籠の古典的意匠に近代的な洗練を加え、大正期の東京竹工界の中心作家となった二代鳳斎。幼い頃から卓越した技術を持ち、竹刺し編みや束ね編み、新感覚の組みなどの新たな技法を生み出して、古典を超える独自のモダンで洒脱な作品を創造した琅玕斎。
本展では今回が初公開となるLundy Collectionから二代飯塚鳳斎と飯塚琅玕斎を中心に、飯塚小玕斎、初代鈴木旭松斎、石川照雲、横田峰斎などの作品約60点を展覧し、二人によって導かれた近代竹工芸への展開を探ります。
作品キャプション
�睚 初代鈴木旭松斎《花籃 静けさ》
�睨 飯塚琅玕斎《花籃 孝霊》
�睫 飯塚琅玕斎《花籃 池月》
撮影：奥山晴日
開館時間
午前9時〜午後5時（入館は午後4時30分まで）
休館日：毎週月曜日（祝日の場合は開館し、翌日休館）
観覧料
一般/大・高校生： 500（300）円
小・中学生： 200（100）円
※（ ）内は20名以上の団体料金
○身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を
受けている方とその介助者１名は無料
○未就学児は無料
○土曜日は栃木市内の小・中学生は無料
○毎月第3日曜日は「家庭の日」のため栃木県内の小・中学生は無料
「Lundy Collection 近代竹工芸の誕生―二代鳳斎と琅玕斎を中心に」展の図録の
ご予約を受け付けております。
本展で展示されている作品62点全てがカラーで掲載されています。
限定部数のみの制作となっておりますので、ご希望の方はお早めにお求めください。
価格：2000円（税込）
判型：Ａ4版変形 ソフトカバー
仕様：フルカラー、96ページ 出品作品62点全てと一部作品の拡大画像、作家略歴、出品目録などを収録。
通常の図録と同様に、通信販売も行っております。ご希望の方は美術館までお気軽にお問い合わせください。
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