ボリショイ・バレエ団 セルゲイ・フィーリン芸術監督の顔に強酸性の液体
ロシア国立ボリショイ・バレエ団(モスクワ)の芸術監督セルゲイ・フィーリン(42)が17日23時ごろ、モスクワ市内の自宅周辺で顔を覆った人間から硫酸をかけられ、顔や角膜に全治6カ月以上の火傷を負った。警察は背景に仕事上のトラブルがあるとみて捜査している。
監督はボリショイバレエ団の花形ソリストとして活躍。その後、2008年の引退後、2011年に芸術監督に抜擢された。フィーリン氏は事件直前に脅迫電話を受けたり、自家用車が傷つけられたりしていたが、バレエ団広報は「配役をめぐる争いが犯罪を招くようなことは想像もしていなかった」と述べている。これまで監督のダンサーの昇進や配役をめぐり、強引な手法が伝えられていた。
・ ボリショイ劇場で国際バレエフェスティバル - The Voice of Russia(2012年7月4日)
http://japanese.ruvr.ru/2012_07_04/80177814/
・ フィーリンに花束 - ボリショイ・バレエ2008(2008年12月9日)
http://bolshoi-ballet.seesaa.net/article/110960559.html
・ インタビュー動画1:セルゲイ・フィーリン - ボリショイ・バレエ2008(2008年10月24日)
http://bolshoi-ballet.seesaa.net/article/108544582.html