出土品解説会
郷土資料調査員が直接、解説を行います。
無料。予約不要。現地に直接お越し下さい。
2012年11月11日 Sun
10:00- 14:00- の合計2回。
伝統文化係 03−5984−2442
尾崎遺跡資料展示室は、練馬の歴史を知る手がかりとなる尾崎遺跡に関連した資料を展示。区立春日小学校の構内に施設が作られている。
1979年(昭和54年)から1980年(昭和55年)にかけて、区立春日小学校の建設に先立って、旧石器時代から江戸時代までの複合遺跡(尾崎遺跡)が発見された。
展示室には、火おこしに用いられた平安時代の木製の「火きり臼」など珍しい出土品が数多く並ぶほか、発掘された鍋と現代の電気炊飯器を並べ道具の使用目的をわかりやすくするなど、展示方法にも工夫が凝らされ歴史を学べる。
昭和54〜55年に春日小学校の建設に先立つ発掘調査で出土した遺物ばかりだが、旧石器時代(約3万年前ごろ)の石器類、縄文時代草創期〜中期の土器や石器類、弥生時代末〜古墳時代の土器類、奈良〜平安時代の土師器、須恵器、木器類、中世・近世の陶磁器、摺鉢、瓦、かわらけ、硯、砥石、板碑、石塔、青銅・鉄製品などがある。特に縄文時代早期前半の尖底土器の完形品は稀少。
その他、江戸時代までの遺跡が発見されている。遺跡からは、底がとがった縄文時代の土器や、「仲」と書かれた平安時代の土器など、火おこしをするのに使った「平安時代の火きり臼」など珍しいものもある。
訪問時、学校受付への申し出が必要。
問合せ先 03-3926-7102
入室料 無料
開室時間 10:00〜16:00
開室日 学校休暇日