Beads in Africa ビーズ・イン・アフリカ
神奈川県立近代美術館 葉山
〒240−0111
神奈川県三浦郡葉山町一色 2208-1
電話:046-875-2800
休館日
月曜日(9月17日、10月8日は開館)
開館時間
午前9時30分〜午後5時(入館は4時30分まで)
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2012/beads/index.html#detail
観覧料
一般 1000円
20歳未満・学生 850円
65歳以上 500円
高校生 100円
•団体料金は20名様以上から適用され100円割引。
•中学生以下、障害者手帳をお持ちの方は無料です。
•「ファミリー・コミュニケーションの日」
毎月第1日曜日(今回は8月5日、9月2日、10月7日)は、18歳未満のお子様連れのご家族は、展覧会を優待料金(65歳以上の方を除く)でご観覧いただけます。
主催
神奈川県立近代美術館
共催
国立民族学博物館
優待のご案内
葉山館有料観覧券(65歳以上券、高校生券をのぞく)の半券をご提示いただきますと、同展会期中に限り、下記の施設に優待料金でご入館いただけます。
神奈川県立近代美術館 鎌倉(電話:0467-22-5000)
葉山しおさい公園(電話:046-876-1140)
山口蓬春記念館(電話:046-875-6094)
頭飾り型仮面(像[人頭])/バミレケ/カメルーン共和国
仮面/バミレケ/カメルーン共和国
帽子/クバ/コンゴ民主共和国
女性用首飾り/コーサ/南アフリカ共和国
彫像/ヨルバ/ナイジェリア連邦共和国
仮面/バミレケ/カメルーン共和国
花嫁用装身具[婚礼用]/ズールー/南アフリカ共和国
人類の歴史とともに世界各地で生まれたビーズ装飾。その魅力は悠久の時を超えて、今なお私たちを魅きつけてやみません。日本では初めての本格的なビーズ展となる本展は、アフリカのビーズに焦点を当て、現地で長年にわたりフィールドワーク調査と資料収集を続けている国立民族学博物館の全面協力のもと、その世界的なコレクションから約200点を精選し、ビーズが私たち人類の歴史、社会、文化にいかに深くかかわってきたかを紹介します。
アフリカでは紀元前1万年以上前に、ダチョウの卵の殻で作った世界最古といわれるビーズが誕生しました。以来、ヨーロッパやアジアなど世界各地との交易を通じてガラスや金属など多種多様な素材を取り入れて、今なお新たな装飾を生み出しています。
独自の発展を遂げたアフリカのビーズは、地域によって形や素材、細工の方法が異なります。装飾品としてだけではなく呪術や儀式に使われ、富や社会的地位の象徴、年齢や出身民族の証しとなるなど、その役割は実にさまざまです。
王族の冠や娘たちの首飾りとして人々の生活を彩ってきたビーズの伝統は、様々な作り手たちの手仕事によって受け継がれてきました。世界に類を見ないユニークな芸術品であり、一粒一粒のビーズ玉の細工に込められた技巧と創意工夫の数々に、アフリカの生命の息吹を感じていただければ幸いです。