箱根・「富士屋ホテル」

でガラス細工のXマス装飾−ガラスの森美術館と

ガラス細工を使ったクリスマスデコレーション

　富士屋ホテル（箱根町宮ノ下、TEL 0460-82-2211）で、「箱根ガラスの森美術館」とのコラボレーション作品「クリスマスデコレーション〜ガラスの森〜」が展示されている。

　館内メーンダイニングルーム「ザ・フジヤ」入り口の歴史あるクラシカルな空間に、ガラス細工を使ってクリスマスを表現した同作品。メーンの「フラッシュツリー」はカッティングを施したクリスタルガラスの粒が光を受けて輝く。4体の紳士と貴婦人の人形はベネチアングラスの装飾技法を用いたもので、今回初めて一般公開する。森をイメージする背景と併せて華やかなクリスマスを演出する。

　同ホテルスタッフの齊藤圭子さんは「女性スタッフでホテル内のクリスマス装飾を考えたときに、箱根ガラスの森美術館の作品を使うというアイデアが出て協力を求めた。装飾は同館のデザイナーがホテルの空間を考慮して施してくれたもの」と話す。フロントカウンターにもクリスタルガラスボールのツリーが飾り、クリスマスムードを盛り上げ来訪者を迎える。12月25日まで。