「セーヌの流れに沿って」 印象派と日本人画家たちの旅
パリを東西に流れるセーヌ川は、川べりに広がる街中の美しい景色に限らず、その上流から下流にかけて多くの画家たちに絵画の主題を与え、美しいセーヌの情景は、特にモネ、シスレー、ピサロら印象派の画家たちにとって水の反映や都市の近代化といったさまざまな画題やイメージの源泉となっている。河口の町ル・アーヴルで育ち、ジヴェルニーで最期を迎えたモネは、生涯を通じてセーヌを生活の場とした。
セーヌ川流域を5つの地域に分け、それらを描いた印象派の作品を中心に、日本人画家たちの滞仏作も含めた19世紀半ばから20世紀にかけての作品群を紹介。近代絵画の歴史を地理的にたどるとともに、セーヌ川が画家たちによっていかに表現されてきたかについても展観する。
※11/30(火)より一部展示替えあり
(入館料:一般1000円、シニア(65歳以上)800円、大高生700円 ※中学生以下無料)
2010年10月30日(土)-2010年12月23日(木)
ブリヂストン美術館 (東京駅、日本橋駅、京橋駅 歩5分)
休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日休館)
開館時間 火曜日〜土曜日10:00-20:00(入館は19:30まで)
日曜日・祝日10:00-18:00(入館は17:30まで)
http://www.bridgestone-museum.gr.jp/exhibit/index.php?id=81