「思い出のマーニー」展
2014年夏のスタジオジブリの新作映画は、心を閉ざしてしまった少女・杏奈が主人公。12歳の少女・杏奈が、療養にいった北海道の海辺の村でそこに暮らす人々や謎の少女・マーニーと出会い、閉ざしていた心を少しずつ開いていく。杏奈の心をうつすような"北海道"の空の色。潮の満ち引きで表情を変える、海辺の"湿地"。村の人々から"湿っ地屋敷"と呼ばれる古びた洋館。杏奈を預かる"大岩家"。杏奈の生活は、これらの風景や土地と、もう一人のヒロイン・マーニーとの密接な関わりあいで進む。
たくさんの愛情に包まれていることに気づいた杏奈のひと夏を、いくつかのキーワードで構成し映画の場面や背景画とともに。
2014年7月19日（土）− 2014年9月（予定）
三鷹の森ジブリ美術館 2階ギャラリー
都立 井の頭恩賜の森公園 西園内
