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渡辺おさむ展 お菓子の王国 −スイート・ファンタジー・クエスト−
渡辺おさむは、身のまわりにあるさまざまなものに、食品サンプル技術を用いてお菓子のようなデコレーションを施す「フェイク・クリーム・アート」という新しいアートを展開するアーティストです。FRPとモデリングペーストを主な材料として、洋菓子にみられるデコレーションの装飾性を最大限に誇張した作品の数々は、多くの人々を魅了してきました。『お菓子には誰もが幸せな楽しい記憶を持つ』と語る渡辺の活動は、展覧会だけでなく、さまざまなワークショップ、雑誌表紙のディレクションなど、既成の美術の枠を超え、大きく広がっています。今回は美術館全体を“おさむテイスト”でデコレーション。既存の作品や建物が、装飾を施されることにより新たな意味合いと存在感を示してくれることでしょう。
一歩美術館に足を踏み入れれば、そこは渡辺おさむに彩られたお菓子の王国。動物もスカイツリーもビルもダルマも、渡辺おさむの魔法で優しく甘くデコレーションされています。あなたもハッピーでスイート、そしてちょっぴり儚いお菓子の王国を探検してみませんか?
OSAMU WATANABE ART WORKS SWEET OR UNSWEET ?
- 作者: 渡辺おさむ,飯田かずな
- 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
- 発売日: 2012/04/13
- メディア: ハードカバー
- この商品を含むブログを見る
http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2014030600046/
https://ja-jp.facebook.com/osamuwatanabe628
https://twitter.com/osamuwatanabe_
【略歴】
1980年山口県出身 2003年東京造形大学デザイン科卒
スイーツデコの技術をアートに昇華させた第一人者として様々なメディアにとりあげられ、アート界のスイーツ王子として人気上昇中。本物そっくりのカラフルで精巧なクリームやキャンディ、フルーツなどを用いた作品は国内はもとより海外でも注目を集める。
【主な展覧会】
2007年「五感でアート」長野県信濃美術館(長野)、2009年「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」(新潟)、「非/現実のメタファー アニマミックス・ビエンナーレ」上海現代美術館MOCA(中国・上海)、2010年「日本」トルコ現代芸術センター(トルコ・アンカラ)、「超カワイイ主義宣言」山ノ内町立志賀高原ロマン美術館(長野)、2012年「渡辺おさむ OHARA-DECO」大原美術館(岡山)、「渡辺おさむ お菓子の美術館」清須市はるひ美術館(愛知)、2013年「小さな世界へようこそ」高松市美術館(香川)、「渡辺おさむ お菓子の神様」兵庫県立円山川公苑美術館(兵庫)、2014年「渡辺おさむSweet Sentiment」ポーラミュージアムアネックス(東京)
【著書】
2012年OSAMU WATANABE SWEET OR UNSWEET? (ビー・エヌ・エヌ新社)、2013年OSAMU WATANABE POSTCARD BOOK (パルコ)
【作品収蔵先】
大原美術館、清須市はるひ美術館、山ノ内町立志賀高原ロマン美術館
2014年4月12日(土)〜6月22日(日)
主な出品作品
出品作品1
《Sugar World》 2013年
出品作品2
《Sanctuary〜rabbit〜》 2013 年
出品作品3
《Sweet Room》 2012年
出品作品4
《Unicorn》 2013年
主催
開館時間
午前10時〜午後6時(入館は午後5時30分まで)
金曜日のみ 午後8時まで(入館は午後7時30分まで)
休館日
会期中の休館日:
4月14日・21日・5月7日・12日・19日・26日、6月2日・9日・16日
4月27日〜5月6日は休まず開館
観覧料
一般 600(500)円 大学・高校生300(250)円
( )内は20名以上の団体割引料金
身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方および付添いの方1名、65歳以上の方、中学生以下は無料となります。
協賛
後援
朝日新聞前橋総局、共同通信社前橋支局、産経新聞前橋支局、上毛新聞社、東京新聞前橋支局、毎日新聞前橋支局、読売新聞前橋支局、群馬テレビ、エフエム群馬、ラジオ高崎、J:COM群馬
協力
渡辺おさむアトリエ、阿久津画廊
関連事業
(1)対談「トークイベント おさむと語ろう」
各回とも
会場:高崎市美術館展示室
予約:不要
参加費:無料(観覧料が必要です)
4月12日(土) 午後2時〜
「DARUMA×DECO=HAPPY!!」今井裕久×渡辺おさむ
今井裕久(いまい・ひろひさ/今井だるま店代表)
1970年高崎市生まれ。創業80年を誇る今井だるま店の3代目として、高崎だるまの伝統を大切に守るとともに、デザイナーとのコラボレーションによるシリーズを積極的に展開。だるまの魅力を発信している。
5月3日(土・祝) 午後2時〜
「シネマの中のスイーツ」志尾睦子×渡辺おさむ
志尾睦子(しお・むつこ/シネマテークたかさき代表)
1975年高崎市生まれ。1999年から高崎映画祭ボランティアスタッフに参加。
2004年NPO法人で運営するシネマテークたかさきの設立に関わり支配人となる。
現在は代表理事として地域における映画文化の発展と育成に力を注ぐ。
6月8日(日) 午後2時〜
「ファンタジーとリアリティのあいだ」武内 涼×渡辺おさむ
武内 涼(たけうち・りょう/作家)
1978年高崎市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、映画・テレビの制作に携わる。
第17回日本ホラー小説大賞の最終候補となった『青と妖』を改稿・改題した『忍びの森』で2011年にデビューを果たした。最新作は『妖草師』。
(2)ワークショップ「スイーツデコに挑戦!!」
各回とも
会場:高崎市南公民館(当美術館と同じ建物)
参加費:各日500円
定員:各日20名(予約先着順/小学2年生以下は保護者同伴)
*よごれてもいい服装でお越しください
予約:4月12日(土)午前10時より電話で受付いたします。
*予約は1講座だけ、2名まで
※各回ともお申込み受付を終了しました
4月27日(日)「フォトフレームにデコ」 午後2時〜3時30分
*材料はこちらで用意します
5月1日(木) 「コンパクトミラーにデコ」 午後2時〜3時30分
*材料はこちらで用意します
6月1日(日) 「スマホにデコ」 午後2時〜3時30分
*iPhone 5 用のケースを用意します。それ以外の機種の方は、デコ用にケースをご持参ください。
(3)学芸員によるギャラリートーク
日時:4月19日(土)、5月17日(土)、6月14日(土)、午後2時〜
会場:高崎市美術館展示室
予約:不要
参加費:無料(観覧料が必要です)
高崎市美術館
電話:027-324-6125
ファクス:027-324-6126
アートスペースの開館時間
10:00から18:00まで
金曜日は20:00まで
月曜休館
月曜日が祝日の場合は月曜日開館、翌日火曜日休館
アクセス
〒370-0849 群馬県高崎市八島町110-27
電話: 027-324-6125 ファックス: 027-324-6126
JR高崎駅西口より徒歩3分