藤本能道 色絵に生きる 展
2014年4月12日(土)〜 6月26日(日)
休館日:月曜日(ただし5月5日は開館)、5月7日(水)
当館の創立者、菊池智の現代陶芸コレクションにおいて質、量ともに最も重要な位置を占めるのが、色絵磁器の作家、藤本能道(ふじもと よしみち、1919〜1992年)の作品群です。
藤本は近現代の色絵作家として大きな足跡を残した富本憲吉と加藤土師萌に師事し、その系譜を継ぎつつも独自の技術と作風を追求して1986年には「色絵磁器」の技術保持者として重要無形文化財に認定されました。本展では、菊池コレクションにより藤本の作陶の流れを辿りつつ、その色絵表現の深まりをご鑑賞いただきます。
写真:藤本能道「草白釉釉描色絵金彩翡翠図六角筥」1989年
会期 2014年4月12日(土)〜 6月29日(日)
休館日 毎週月曜日 ただし祝日は開館、翌火曜日休館
開館時間 11:00〜18:00 ※入館は17:30までになります
観覧料 一般1000円、大学生800円、小・中・高生500円
未就学児は無料
障害者手帳をご提示の方、およびその介護者1名は無料となります。
主催 公益財団法人 菊池美術財団
休館日:毎週月曜日
菊池寛実記念 智美術館
〒105-0001
東京都港区虎ノ門 4-1-35 西久保ビル
本展は、現代の備前焼を代表する陶芸家である隠崎隆一(かくれざき りゅういち)氏の作品の全貌をご紹介する展覧会です。
隠崎氏は1950年に、長崎県の五島列島、椛島(かばしま)に生まれました。大阪芸術大学でグラフィックデザインを学び、卒業後はデザイン会社勤務を経て、岡山県備前市で伊勢�啗淳氏(現・重要無形文化財「備前焼」保持者)に師事し、独立後は同県瀬戸内市長船に窯を築いて陶芸家として歩んできました。
土の特性を見極め、徹底して焼成にこだわり、自ら志向する斬新でデザイン性の高い造形で魅せる。隠�啗氏の作品は、備前焼の表現に新生面を切り開いています。
「事に仕えて」とは「自然への畏敬の念とあるがままの心を表現すること」という隠崎氏の作陶理念を表した言葉です。本展では、1983年の修業時代に制作された作品から造形性の高い彫刻的な作品、食器、茶碗など最新作にいたるまでの約55点により、30年にわたる隠崎氏の仕事をご紹介いたします。
隠崎隆一 事に仕えて
会期 2014年1月18日(土)〜 3月30日(日)
休館日 毎週月曜日
開館時間 11:00〜18:00 ※入館は17:30までになります
観覧料 一般1,000円、大学生800円、小・中・高生500円
未就学児は無料
障害者手帳をご提示の方、およびその介護者1名は無料となります。
主催 公益財団法人 菊池美術財団
関連イベント情報
アーティスト・トーク 両日15:00より
?:1月25日(土) ?3月8日(土)
展示室をめぐりながら作陶について、展示作品についてお話しいただきます。
※予約不要・聴講無料(別途、展示観覧料が必要となります)
鼎談 2月22日(土)15:00より
伊勢崎淳氏(重要無形文化財「備前焼」保持者)
隠崎隆一氏(作家)
唐澤昌宏氏(東京国立近代美術館工芸課長)
隠崎氏の師である伊勢崎淳氏と、研究者の唐澤昌宏氏をお招きして、隠�啗氏の作品や備前焼の現在と未来についてお話しいただきます。
予約不要・聴講無料(別途、展示観覧料が必要となります。)
●以下のギャラリートークは、いずれも観覧料でご参加いただけます。