東京都 葛飾区柴又 映画「男はつらいよ」
山田洋次監督(81)の半世紀の足跡をたどる「山田洋次ミュージアム」が開館した。本日、記念式典が行われた。デジタル化が急速に進む映画界にあって、35ミリ映写機を展示するなどフィルムにこだわる山田監督らしい特徴を打ち出し、本人もこれほどよくできあがっているとは思わなかったと感激している。
ミュージアムに隣接する「葛飾柴又寅さん記念館」の中庭で行われた。橋爪功、吉行和子も出席。
「五十年の僕の映画の歴史をたどりながら、日本の移り変わりをながめ、考えることができるような中身の濃いミュージアムにしてもらった」
とオープンあいさつした。
ミュージアムは建物2Fに。およそ95平方メートル。35mm映写機とフィルム、フィルム缶のオブジェ「フィルムよさらば」などを設置している。
デビューした1961年から現在までの作品群を8テーマに分類して展示。
Fee 入館料
Adults 一般 500Yen
寅さん記念館にも入れる。