ルーブル美術館
現在、パリのルーブル美術館とその周辺でネズミが大量発生している。庭園をわが物顔で走り回り、観光客を驚かせ、関係者を手こずらせている。原因は美術館の庭園をピクニックに訪れた人たちが捨てたごみや食べ物がネズミの餌になっている。餌付けしていると思われる人もおり、大きなパンの切れ端を加えたネズミが走り回るなどしており、事態が悪化している。少なくとも数十匹から100匹近くいると推定されている。
美術館は5月から駆除作戦を開始。しかし、巣穴に入れた駆除剤を掘り起こす動物愛好家がいて妨害され、実際の効果は上がっていない。従業員は駆除のためできることは何でもやるとしながら、庭園はあまりに広大なため根絶は無理だと認めている。