宮崎駿 “クルミわり人形とネズミの王さま展”
館長 中島清文
2014年5月31日−2015年5月まで
展示企画“クルミわり人形とネズミの王さま展”を開催。
宮崎駿監督が、絵本『くるみわりにんぎょう』から刺激を受けたことがきっかけとなって企画された。監督の引退後、初仕事となる。
イラストを手がけたのはロンドン在住のアリソン・ジェイ。監督との出会いがこの企画のきっかけになった。
第一の部屋は、ねずみの大群とくるみ割り人形が戦うシーンを実現した“ガチャガチャ劇場”。手前にあるハンドルを回すと舞台にある人形が動く。第二の部屋は、くるみ割り人形や、絵本『くるみわりにんぎょう』に登場した巨大なおいしいお菓子の造形物などが展示。小学生以下は実際にくるみを割ることができる。
監督自身が作品についてイラストつきで解説をしたパネルが十数点、展示されている。
2階にある図書閲覧室“トライフォークス”で児童書『クルミわり人形とネズミの王さま』を購入すると、宮崎駿監督こだわりのイラストが描かれたブックカバーがもらえる。三鷹の森ジブリ美術館限定の品。