Artscene 芸術の風景 -アートシーン 展覧会情報

芸術、美術、展覧会の紹介をしています。

フェルメール 光の王国展

フェルメール・センター銀座 2012年1月20日(金)〜7月22日(日)

http://www.vermeer-center-ginza.com/


西武池袋本店フェルメール 光の王国展」(2012年6月26日〜7月16日)
https://www2.seibu.jp/wsc/010/N000050040/1519/info_d_pv

フェルメール&エッシャー

フェルメール&エッシャー

SJH003 Joe Hisaishi Vermeer&Escher 久石譲 フェルメール&エッシャー

SJH003 Joe Hisaishi Vermeer&Escher 久石譲 フェルメール&エッシャー



福岡伸一 監修 フェルメール 光の王国展
フェルメール全37点のリ・クリエイト作品を一堂に展示。
誰も見たことのない、フェルメール作品だけの美術館『フェルメール・センター銀座』にて開催!


足掛け4年にわたって全世界のフェルメール作品を探訪した分子生物学者・福岡伸一が贈る世紀の美術イベント。科学と芸術の間を遊泳する福岡伸一が解き明かす、フェルメール作品に秘められた謎。描かれた時間軸に沿って37の作品が並ぶことにより、初めて見えてくる画家ヨハネス・フェルメールの本当の魅力とは……。


リ・クリエイト作品 = 「フェルメール・センター・デルフト」より提供を受けた画像素材を、最新技術により、350年前の色彩を求めて美しく再創作。この作業を『re-create』と呼ぶ。


フェルメールに魅せられた者として足かけ4年にわたって世界中を旅し、彼の作品をつぶさに観てまいりました。その結果、痛切に感じたことは、フェルメール自身の旅路を、時間の軸に沿って追体験することなしには、フェルメールをほんとうに理解することはできないということでした。
 画家を志した20歳のころ、彼は迷っていました。自分のスタイルを見つけることができないでいたのです。やがて彼は、自分がなにをどのように描くべきかを徐々に見出していきます。静けさの中で女性がたたずみ、手紙を書き、あるいは楽器を奏ではじめます。物語のない物語が語られはじめます。いわゆる「フェルメールの部屋」の発見です。やがて彼は光の粒を自在に操ることができるようになり、時間を止めることに成功します。そして数々の傑作を生み出すのです。そのみずみずしい過程を知るために、彼の全作品を制作年順に並べて、その場を行きつ戻りつしながら鑑賞することができれば、どんなにすばらしいことでしょう。
 私は夢想をかたちにするひとつの方法を思いついたのです。このほど私たちはフェルメール理解へのひとつの試みとして、現存する全フェルメール作品を最新のデジタルマスタリング技術によって、彼が描いた当時の色調とテクスチャーを推測して、原寸大で、所蔵美術館と同じ額装を施して一堂に展示する場所を作ろうと考えました。それを可能としたのが、リ・クリエイト画像技術であり、それを実現したのがここ、「フェルメール・センター銀座」です。
 フェルメールがたどった軌跡を存分に楽しんでいただくことができるように工夫をこらしました。どうぞ自由に、ご自身のフェルメールを発見してほしいと願っています。

福岡伸一分子生物学者/本展総合監修)


2012年1月20日(金)〜7月22日(日)
フェルメール・センター銀座
〒104-0061 東京都中央区銀座6-11-1 銀座ソトコトロハス
松坂屋銀座店のすぐ裏みゆき通り沿い
10:00〜18:00(入場は17:30まで)
木・金・土曜日のみ、特別夜間鑑賞券あり(1日100名様限定。19:00〜22:00。
入場は前売券で21:30まで、当日券が発売される場合は21:00まで)
毎月、第1と第3月曜日(当日が祝日の場合は開館)


大人(高校生以上)1,000円(税込)
小・中学生500円(税込)
特別夜間鑑賞券 3,000円(税込)


フェルメール・センター銀座 実行委員会
木楽舎廣済堂読売新聞社電通
トド・プレス
オランダ王国大使館
味の素KK、ANA、HABA(ハーバー)
フェルメール・センター・デルフト、価格コム、J-WAVE
福岡伸一分子生物学者)
久石譲(音楽家)/美術監修:伊東順二(美術評論家
岡安泉(照明デザイナー

宮沢りえ(女優)、小林薫(俳優)





フェルメールの故郷オランダ・デルフトにある施設「フェルメール・センター・デルフト」と正式提携。フェルメールにかんするさまざまな資料の提供を受けています。


ヨハネス・フェルメールの全37作品を福岡伸一監修のもと、最新のデジタル技術で「re-create」(リ・クリエイト)=再創作。フェルメールが描いた350年前の鮮やかな色彩を追求した、かつて誰も見たことがないフェルメール作品だけが陳列されたギャラリーです。



フェルメール作品の舞台となったフェルメールのアトリエを再現しました。あの窓から差し込む光を浴びながら、あの作品のアングルで記念写真を撮影することもできます。また、フェルメールの活躍した17世紀のオランダ・デルフトの時代背景や、フェルメールが用いた画材などもご紹介します。


17世紀当時のオランダ絵画の特徴のひとつである寓意的な表現をご紹介。フェルメールの作品中にちりばめられたさまざまな寓意を、画中のアイテムを紹介しながら解説します。


日中の混雑を避け、ゆっくりと鑑賞できる「特別夜間鑑賞券」をご用意。音声ガイドとともにフェルメールの世界に遊び、お帰りにはお飲み物もお楽しみいただきます。ワンランク上の“大人”の美術鑑賞です。



本展監修にして館長である分子生物学者・福岡伸一が英国王立協会で発見した顕微鏡の発明者アントニ・ファン・レーウェンフックの書簡に残されたミステリーを紹介するコーナーです。未発見のフェルメールの素描は、本当に存在するのか!?


本展の音声ガイドは監修者・福岡伸一のシナリオによる画家フェルメール自身と娘エリザベスが作品を紹介するというユニークなもの。フェルメール役は小林薫さんが、エリザベス役は宮沢りえさんがそれぞれ演じています。 また、奇数日と偶数日で異なるプログラムをご提供しますので、一度だけではなく、二度、三度とご来場いただけるようになっています。 どうしても一度にすべての音声ガイドプログラムを体験したいという方には「特別夜間鑑賞券」をご用意。エクスクルーシブな空間で、ゆったりと絵画鑑賞と音声ガイドがお楽しみいただけます。


そして、本展のための音楽を創作するのは久石譲さん。本展のために久石さんはオランダを訪ね、フェルメールの生きた土地の息吹に触れ、オリジナルの楽曲を書き下ろしました。『フェルメールエッシャー』定価3,000円/WRCT-1013


交通案内
東京メトロ 銀座線・丸ノ内線日比谷線銀座駅」A3出口より徒歩2分
松坂屋銀座店のすぐ裏 みゆき通り沿い
電話:03-5537-3150