Artscene 芸術の風景 -アートシーン 展覧会情報

芸術、美術、展覧会の紹介をしています。

渋川・竹久夢二伊香保記念館

artscene2011-02-22


〒377−0102
群馬県渋川市伊香保町544−119
電 話 0279−72−4788
FAX 0279−72−2661


竹久夢二の代表作「黒船屋」の公開


代表作「黒船屋」の公開は、毎年9月16日(夢二の誕生日)をはさんだ前後2週間です。2011年は9月9日ー23日まで。事前の予約制。2名様以上で申し込みです。


【開館時間】
 午前8時から午後6時(12-2月は午前9時から午後5時) 
 年中無休

【入館料】

普通券 本館、黒船館、オルゴール館
3館共通
大人1,680円   子ども1,365円


割引共通券 本館、黒船館、オルゴール館
義山楼1階のみ 4館共通
大人2,100円   子ども1,785円


http://www.yumeji.or.jp/coverage.html


竹久夢二 略歴

明治 17年( 1歳) 9月16日 岡山県に生まれる。本名は茂次郎(もじろう)。

38年(22歳) 6月 雑誌『中学世界』に、コマ絵「筒井筒」が1等入選。夢二の名が初めて世に出る。

41年(25歳) 岡田三郎助を訪ねて、その助言を受けた水彩画。


42年(26歳) 12月 最初の著書、夢二画集『春の巻』刊行。好評を博す。以後生涯で57冊に及ぶ自著を出版する。

44年(28歳) 10月 松沢ミドリ氏(伊香保在住であった故加藤ミドリ氏)の手紙により伊香保を知る。

大正 元年 (29歳) 11月 京都府立図書館で第1回夢二作品展覧会。

3年 (31歳) 10月 東京日本橋に港屋絵草子店を開店。夢二が企画・デザインした商品を扱う。


6年(34歳) 京都へ移り住む。彦乃と金沢歴遊。

7年(35歳) 9月 多忠亮作曲の「宵待草」がセノオ楽譜から出版され全国に流布。

8年(36歳) 6・7月 初めて伊香保・榛名を訪れる。


12年(40歳) 9月 関東大震災。どんたく図案社倒壊。

昭和 3年(45歳) 8月 有島生馬とともに伊香保を訪れる。


4年(46歳) 伊香保草津・前橋などを訪れ、県内各地の人々と交流をもつ。榛名湖畔に住むことができる喜びを友人に書き送る。

5年(47歳) 5月 榛名山美術研究所建設を世に問う。

12月 榛名湖畔にアトリエ完成、入居。

6年(48歳) 5月7日 横浜港から外遊の途へ。アメリカ・欧州をまわる旅。


7年(49歳) 9月9日 欧州へ発つ前夜と裏書して、世話になった坂井米夫氏に枕屏風「青山河」を贈る。



8年(50歳) 9月18日 ヨーロッパをまわり、神戸に帰港。体が不調のまま、台湾へ旅行し、さらに病状悪化。

9年(51歳) 9月1日 結核のため、長野県富士見高原療養所にて永眠。