Artscene 芸術の風景 -アートシーン 展覧会情報

芸術、美術、展覧会の紹介をしています。

東京都立 第五福竜丸展示館

artscene2002-01-23

第五福竜丸展示館


1954年3月1日ビキニ環礁でのアメリカ水爆実験により被災したマグロ漁船「第五福竜丸」の船体の保存と資料の展示を行っています。


http://d5f.org



東京都立 第五福竜丸展示館

〒136-0081
東京都立 第五福竜丸展示館
東京都江東区夢の島2丁目1-1 夢の島公園


TEL:03-3521-8494 
FAX:03-3521-2900

fukuryumaru (@) msa.biglobe.ne.jp



この展示館には、木造のマグロ漁船「第五福竜丸」およびその付属品や関係資料を展示しています。「第五福竜丸」は、昭和29年(1954年)3月1日に太平洋のマーシャル諸島にあるビキニ環礁アメリカが行った水爆実験によって被害を受けました。木造漁船での近海漁業は現在も行われていますが、当時はこのような木造船で遠くの海まで魚を求めて行った時に被爆したものです。
 
 
 「第五福竜丸」は、昭和22年(1947年)に和歌山県で建造され、初めはカツオ漁船として活躍し、後にマグロ漁船に改造され遠洋漁業に出ていました。水爆実験での被爆後は、練習船に改造されて東京水産大学で使われていましたが、昭和42年(1967年)に廃船になったものです。



 これを受けて東京都は、遠洋漁業に出ていた木造漁船を実物によって知っていただくとともに、原水爆による惨事がふたたび起こらないようにという願いをこめて、この展示館を建設しました。

 <東京都 昭和51年(1976)6月10日開館>

第五福竜丸総トン数140トン、全長約30メートル、高さ15メートル、幅6メートル。
 
 展示館建物の仕様形状― 鉄骨2階建て建造物、床面積800平方メートル、東西40メートル、南北15メートル、高さ25メートル、東西出入口・ガラス張り三角形、楕円形・変形コノイド曲面、外装・コルテン特殊鋼。

■ 開館時間 9時30分〜16時/月曜休館
※月曜が祝日のときは開館し火曜休館

 専門スタッフによる小中学生向けの解説サービスあります。

■ 入場無料

第五福竜丸をテーマに描いた画家、ベン・シャーン  Ben Shaan
彼の代表作  Lucky Dragon(福竜丸) と 「なぜ? Why?」