Artscene 芸術の風景 -アートシーン 展覧会情報

芸術、美術、展覧会の紹介をしています。

魅惑の日本木版画 

artscene2014-03-29


ニッポン木版画


〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目4番1号
電話 : 045-221-0300(代表)
ファックス : 045-221-0317

http://www.yaf.or.jp/yma


木版画は、日本人にとって最も親しみ深い芸術表現のひとつといえるでしょう。
江戸時代、浮世絵版画が一世を風靡し、木版画は「庶民の芸術」として定着しました。この時期には、人々の暮らしにより密着した千代紙や引き札なども木版技法で作られました。大正時代には、木版本来の力強い表現力を生かした「創作版画」や、浮世絵の繊細な線や鮮やかな色彩を受け継ぐ「新版画」が誕生しました。また、木版ならではの柔らかい風合いと近代的なデザインが融合した本の表紙や絵封筒なども、当時の人々の暮らしを彩っています。
伝統と革新の上に独自の発達をとげてきた日本の木版画は、戦後、国際的に大きな脚光を浴びることとなります。それにともなって国内でも木版画熱は再び高まりをみせ、以降、様々な複製技術が発達した現代にいたるまで、木版という伝統技法にこだわって制作を続けているアーティストが数多くみられます。
横浜美術館は幕末から現代までの約1,600点におよぶ木版画を所蔵しています。この展覧会では、当館の収蔵品を中心に、現代作家による新作も加えた約220件を通じて、各時代の木版表現の粋をご紹介します。庶民性と独創性にあふれる「魅惑のニッポン木版画」の世界を、どうぞご堪能ください。
※会期中、一部展示替えがございます。



1 幕末、明治 生活を彩る木版画

幕末から明治にかけての様々な木版表現をご紹介します。 江戸の伝統を引き継ぐ浮世絵版画、そして洋風表現を取り入れた新しい木版画が流行したこの時期、木版は人々の生活の身近にありました。千代紙やうちわ、引き札、のし袋といった暮らしを彩る印刷物もまた、「庶民の芸術」たる木版表現の真骨頂といえるでしょう。
【出品作家:歌川国芳月岡芳年よしとし 、小林清親きよちか 千代紙やうちわ絵 など】



2 大正から昭和 木版画の復活
明治後期、石版印刷の普及により一時は廃れた木版画ですが、この時代にはその表現力に着目する作家たちが現れました。 自画・自刻・自摺による芸術表現を目指した「創作版画」、来日した外国人浮世絵師たちの活動、そして版元・渡邊庄三郎による「大正新版画」。さらに竹久夢二たけひさゆめじや川上澄生すみおは木版による雑誌の表紙や挿絵、便箋や千代紙などのデザインを積極的に手掛けました。
【出品作家:竹久夢二たけひさゆめじ、恩地孝四郎おんちこうしろう、へレン・ハイド、川瀬巴水はすい、橋口五葉ごよう など】




3 1950年代以降 国際的な舞台へ
戦後、日本の木版画は国際的な舞台へと活動の場を広げていきます。1951年に斎藤清サンパウロビエンナーレで日本人賞を受賞したのを皮きりに、棟方志功むなかたしこうや吉田穂高ほだからの独創的な版画が国際展で脚光を浴び、版画熱は急速な高まりをみせていきました。
【出品作家:棟方志功むなかたしこう、斎藤清、吉田穂高ほだか など】



4 現代 新たな木版画の表現へ

2000年代以降のアーティストたちの作品をご紹介します。 コンテンポラリーアートの舞台でも木版画は健在です。今日的なテーマに向き合いながら、伝統的な木版技法を咀嚼そしゃくして新しい表現を実践するアーティストたちによって、ニッポンの木版画の歴史は日々更新されています。
【出品作家:吉田亜世美あよみ、風間サチコ、桐月沙樹きりづきさき、湯浅克俊ゆあさかつとし】






■交通案内・ご来館方法
1. 電車
みなとみらい線東急東横線直通)をご利用の場合:みなとみらい駅下車、みなとみらい駅下車、3番出口からマークイズみなとみらい〈グランドガレリア〉経由、徒歩3分。または〈マークイズ連絡口〉(10時00分〜)徒歩5分。
JR線、横浜市営地下鉄線をご利用の場合:桜木町駅下車、【動く歩道】を利用、徒歩10分。
2. バス
桜木町駅から、市営バス156・292系統で「横浜美術館」下車。
3. 車
桜木町駅前から日本丸方面へ入る。または桜木町駅前から紅葉坂交差点を右折してMM21地区へ入り、美術館へ。横浜駅からは高島町MM21地区入口を通って美術館へ。いずれも3〜5分(首都高「みなとみらい出口」も利用できます)。
※駐車場利用についてはコチラから
4. 自転車・バイク
横浜美術館には自転車・バイクの駐輪所がございません。



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■地址
〒220-0012 神奈川县横浜市西区港未来三丁目4番1号
电话 : +81-(0)45-221-0300(总机)
传真 : +81-(0)45-221-0317
■交通指南、来馆方式
1. 电车
乘坐港未来线(东急东横线直通):请在港未来站下车,从3号出口经由MARK IS港未来(GRAND GALLERIA)步行3分钟,或从MARK IS联络口(开放时间10:00〜)步行5分钟。
乘坐JR线、横浜市营地铁:请在樱木町站下车,使用【移动走道】,步行10分钟。
2. 巴士
从樱木町站乘坐156路或292路市营巴士到“横滨美术馆”下车。
3. 自驾车
可从樱木町站前朝日本丸方向驶入,或从樱木町站前的红叶坂十字路口右拐驶入港未来21地区,也可从横滨站的高岛町港未来21地区入口驶入美术馆。这三种方式均需时3〜5分钟(也可使用首都高速公路“港未来出口”)。
4. 自行车、摩托车
本馆没有自行车、摩托车停车场。




■주소
Minatomirai 3-4-1 Nishi-ku, Yokohama 220-0012, Kanagawa, Japan
전화: +81-(0)45-221-0300(대표)
팩스: +81-(0)45-221-0317
■교통안내・찾아오시는 길
1. 전철
미나토미라이선(도큐도요코선 직통)을 이용하시는 경우: 미나토미라이역 하차 후 3번출구에서 마크이즈 미나토미라이(그랜드 갤러리아)경유, 도보3분. 혹은 <마크이즈 연결출구>(10:00~)도보5분.
JR선, 요코하마시영지하철을 이용하시는 경우: 사쿠라기쵸역 하차후【움직이는 도보】를 이용, 도보 10분.
2. 버스
사쿠라기쵸역에서 시영버스 156・292계통 이용, 「 요코하마미술관」에서 하차.
3. 승용차
사쿠라기쵸역 앞에서 니혼마루방면으로 직진. 혹은 사쿠라기쵸역 앞에서 모미지자까 교차점에서 우회전하여 MM21지구방면으로 직진. 요코하마역에서는 다카시마쵸 MM21지구입구를 통하여 미술관방면으로. 어느 노선을 이용하셔도 3분에서 5분정도 소요됩니다.(수도고속도로「미나토미라이출구」도 이용가능합니다.)
4. 자전거・오토바이
요코하마미술관에는 자전거, 오토바이의 주차장이 없습니다.