Artscene 芸術の風景 -アートシーン 展覧会情報

芸術、美術、展覧会の紹介をしています。

メイド・イン・ジャパン 南部鉄器  伝統から現代まで、400年の歴史

artscene2014-02-25


made in Japan Nambu iron pot - 400 years history

パナソニック汐留ミュージアム
〒105-8301 
東京都港区東新橋1-5-1 
パナソニック東京汐留ビル4階




2014年1月11日(土)− 3月23日(日)

開館時間午前10時より午後6時まで(ご入館は午後5時30分まで)
休館日毎週水曜日

入館料 Fee
一般:700円 大学生:500円 中・高校生:200円 小学生以下:無料  
65歳以上の方で年齢のわかるもの提示:600円  
20名以上の団体:各100円引(65歳以上は除く)
 
障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで:無料

交通案内
JR新橋駅「烏森口」「汐留口」「銀座口」より徒歩約8分
東京メトロ銀座線新橋駅「2番出口」より徒歩約6分
都営浅草線新橋駅改札より徒歩約6分
都営大江戸線汐留駅「3・4番出口」より徒歩約5分
ゆりかもめ新橋駅より徒歩約6分




主催パナソニック 汐留ミュージアム朝日新聞社
協力 南部鉄器協同組合
企画協力アートプランニングレイ
後援港区教育委員会※本展の収益金の一部は、岩手県東日本大震災復興支援に使われます。

» パナソニック 汐留ミュージアムへのアクセス
http://panasonic.co.jp/es/museum/


自然とのかかわりや手仕事を大切にするライフスタイルがますます支持されるなか、岩手の豊かな大地が育んだ南部鉄器がいま、静かに注目を集めています。きっかけは、フランスやベルギーのハイセンスなティーサロンに、海外輸出用の南部鉄器のカラフルなティーポットが選ばれたことでした。各工房からは新しい感性による作品が次々と誕生し、また、南部鉄器に魅了されたデザイナーからの提案も人気作を生んでいます。日本を代表するプロダクトデザイナー柳 宗理(1915-2011)による南部鉄器のキッチンツールは、聖火台や陸橋など鉄を素材とする工業デザインを、都市のスケールにまで展開した柳ならではの名作といえましょう。

歴史的には、現在の岩手県北部を治めていた藩主南部家が、17世紀半ば、盛岡に築城してから街づくりや文化振興に努めるなかで、鋳物師や釜師を京都などから招き、仏具や兵具はもとより茶の湯釜をつくらせたのが興りです。次第に各大名への贈り物として重宝され、特産品となりました。近代化の中で浮き沈みはありつつも、400年間以上研鑽を積み、奥州市水沢地区のもうひとつの鋳物のふるさととともに、1975年には国の「伝統的工芸品」の指定を受けました。質実剛健でぬくもりが感じられ、伝統的技法にこだわりながら、欧米で評価される「made in Japan」 の南部鉄器―21世紀の新しい生活への提言を秘めた、その真価がいま見直されています。

本展は、第一線のクリエイターが手がける空間とのかかわりもご覧いただきながら、選りすぐられた作品の数々をご堪能いただけます。



イベント・講演会
展覧会記念講演会 「南部鉄器のいま」

製法を守り伝え深めながら、時代とともに革新を続けるつくり手たち。
南部鉄器のいまとこれからの展開についてお話しいただきます。
講師内田 繁(インテリアデザイナー)、宮 伸穂(釜定工房3代目)
日時2014年2月11日(火・祝) 13:30〜14:30(開場:13:00)
参加費無料 聴講は無料ですが、本展の観覧券が必要です。
要予約(定員150名)
会場パナソニック東京汐留ビル5階ホール

申し込み方法
遠野のお話し会 「ふるさとことばは心をつなぐ」
南部鉄器のふるさと、岩手の大地と暮らしに根ざした昔話を遠野ことばで語っていただきます。
子供から大人までご参加いただけます。
出演細越雅子(遠野の語り部
日時2014年2月15日(土) 13:30〜15:00(開場:13:00)
参加費無料 ※聴講は無料ですが、本展の観覧券が必要です。
要予約(定員150名)
会場パナソニック東京汐留ビル5階ホール


» 申し込み方法
【 展覧会記念講演会、遠野のお話し会の申し込み方法 】
申込受付は12月1日(日)から開始します。 受付は先着順、定員になり次第締め切りとさせていただきます。


ハローダイヤル(03-5777-8600)でお申し込みください。(受付時間 8:00〜22:00)
?希望イベント名?氏名?住所?電話番号を承るほか、簡単なアンケートにご協力いただきます。

お申し込みにあたってご記入頂いた個人情報は、本イベントの受講管理の目的のみで使用し、終了後に破棄します。
なお、お申し込み頂いた場合、個人情報に関して上述の目的での使用に同意いた だいたものとさせていただきます。
定員に達しなかった場合、当日受付をする場合があります。
ショウルームコラボイベント 「南部鉄器でいただく極上のお茶」


南部鉄瓶で沸かしたお湯は味がまろやかになり、日本茶や紅茶が美味しくなるといわれます。
とびきり美味しいお茶のいれ方をプロにおしえていただきます。
講師小方奈緒日本茶専門店 茶倉 SAKURA主宰)
日時2014年3月9日(日) 11:00〜12:00
参加費無料 要予約
会場パナソニック東京汐留ビルB1階 セミナールーム
申し込み開始日2014年1月11日(土)
申し込み方法 お電話(03-6218-0010)でお申し込みください。
(受付時間10:00〜17:00 水曜日定休日 12月25日〜1月3日まで休ませていただきます)


当館学芸員によるギャラリートーク
当館学芸員が展示内容を解説します(申込不要)
2014年3月7日(金)
各回午後2時より(約30分) 参加費無料(入館には展覧会観覧券が必要です)
日展示室にお集まり下さい。


盛岡・南部鉄器の今: 400年の歴史受け継ぐ炎の芸術

盛岡・南部鉄器の今: 400年の歴史受け継ぐ炎の芸術