大野麥風展 「大日本魚類画集」と博物画にみる魚たち」
『世界第博物図鑑』や『くらしのこよみ』(平凡社)でもお馴染みの、大野麥風(おおの・ばくふう 1888-1976、本名:要蔵)の画業を紹介する展覧会。
展示作品の大半が、「魚」を描いた作品。写真ではなく、絵画により金魚から鮟鱇までありとあらゆる魚を表現し「大日本魚類画集」に尽力した大野の作品群。
大野麥風「鮎」1937年
姫路市立美術館蔵
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/
上田尚、田中茂穂らの解説がついている。
「鮎は、世界中で、殆どわが本土領土内の河川湖水にのみ棲む魚であり、その優麗清楚な容姿と、精悍潔白で、生活様式が他の魚と異なり(中略)鯛を海の女王とするならば、これは川の女神であらねばならない。」上田尚
1:本草学・博物館世界の魚類画
2:画家 大野麥風の船出
・洋画から日本画へ
・旅とともに
・愛らしきもの
3:重ね摺りが生む魚類木版画の光彩
『大日本魚類画集』
4:清新なる魚類画の高みへ
大野麥風展
「大日本魚類画集」と博物画にみる魚たち
会期:2013年7月27日(土)〜9月23日(月祝)
休館日:月曜日[9月16日、9月23日を除く]、9月17日(火)
開館時間:10:00 − 18:00
※金曜日は20:00まで
※入館は閉館30分前まで
会場:東京ステーションギャラリー
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/
主催:東京ステーションギャラリー(公益財団法人東日本鉄道文化財団)