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狩野永徳「檜図屏風」修理

artscene2013-04-16


時事

 東京国立博物館は16日、安土桃山時代を代表する絵師狩野永徳筆の国宝「檜図屏風(ひのきずびょうぶ)」の劣化が激しいとして修理計画を明らかにし、修理前の画面を報道陣に公開した。
 同作は1590年、豊臣秀吉が智仁(としひと)親王のために造営した八条宮家御殿のふすま絵。江戸時代には八つ折りの8曲屏風に改装されていたが、画面中央に図柄の連続しない部分がある。今回の修理は中央に空間を持たせ、二つに分けて4曲1双にする試み。


 修理と同時に「制作過程や、屏風にした時の改変などを知りたい」(神庭信幸保存修復課長)という。昨秋から赤外線撮影などで事前調査、今年1月から絵の具層の剥落止めを行って解体した。来年3月に完成し、2014年度中に公開予定。
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 外部の技術者も参加。米金融大手バンクオブアメリカ・メリルリンチ文化財保護プロジェクトの助成を受ける。 

 
 
http://bunka.nii.ac.jp/SearchDetail.do?heritageId=66342

http://www.tnm.jp/modules/r_collection/index.php?controller=dtl&colid=A1069

http://www.emuseum.jp/