菊池寛実記念 智美術館
百の記念 篠田桃紅の墨象 展
TOKO SHINODA, A Lifetime of Accomplishment
2013年4月13日(土)〜 5月26日(日)
休館日:毎週月曜日(ただし4月29日、5月6日は開館)、4月30日(火)、5月7日(火)
今年百歳を迎えた墨象(ぼくしょう)の芸術家、篠田桃紅氏は半世紀以上にわたって第一線で活躍を続けておられます。
1913年、大連に生まれた篠田氏は、幼い頃から書に親しみ、若くして書家としての活動を始め、既存の筆法や書風を超えて文字を追求するうちに抽象のかたちへと行きつきました。初めて氏の抽象作品が世の中に認められたのは、1956年から58年にかけて滞在したニューヨークです。世界の美術の中心地で全盛期の抽象主義絵画を眼にし、作家たちとの交流から大きな影響を受け、また、彼らからの称賛が後押しとなって、帰国後は墨による独自の作風で新たな抽象表現を確立していきました。
展覧会では1956年制作の作品から2012年の近作まで、書画・版画、計42点を展示いたします。篠田氏のディーラーとして、長年、作品を国内外に紹介してこられたノーマン・トールマン氏所蔵の作品を中心にご覧いただきます。
篠田桃紅「In Days to Come ゆくへ」2008年
展覧会概要
百の記念 篠田桃紅の墨象展
会期 2013年4月13日(土)〜 5月26日(日)
休館日 月曜日(但し4月29日、5月6日は開館)、4月30日(火)、5月7日(火)
開館時間 11:00〜18:00 ※入館は17:30までになります
観覧料 一般1,000円、大学生800円、小・中・高生500円
※未就学児は無料
※障害者手帳をご提示の方、およびその介護者1名は無料となります。
主催 公益財団法人 菊池美術財団、 ザ・トールマン・コレクション
関連イベント情報
講演会「時のかたちを追って」
4月27日(土) 15:00より
講師:正村美里氏(岐阜県美術館学芸員)
※予約不要・聴講無料(別途、展示観覧料が必要となります)
●以下のギャラリートークは、いずれも観覧料でご参加いただけます。
学芸員によるギャラリートーク 各土曜日、午後2時より(申込み不要)
●5月11日(土)、5月18日(土)
●展覧会開催中、西洋館見学会を開催いたします(有料)。詳細はリンク先をご覧ください。