Artscene 芸術の風景 -アートシーン 展覧会情報

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「漢字がCOOL!?−変容する文字デザイン−」展

artscene2013-04-01


今から3300年以上前、中国大陸北部の黄河流域で誕生したとされる“漢字”。ひとつひとつの文字が音と意味を表わす表意文字として、かな文字と一緒に個性豊かな「ことば」の世界を創り出しています。


近年は欧米の「Japanブーム」の中で、“漢字”は主にそのデザインが支持され、Tシャツやキャップ、タトゥ等が人気を集めています。また、株式会社バンダイの発売した、漢字がトランスフォームして動物になる食玩「超変換!!もじバケる」が2011年ニューヨーク近代美術館MOMA)の永久収蔵品に認定されました。


漢字の世界は実に多彩。現在では10万字を越える文字たちが、日常生活の中のコミュニケーションツールとして「形」「音」「意味」を表現し合っています。



町田市民文学館ことばらんどで開催する“漢字”の造形的要素に着目した企画展。移りゆく時代の中で、形や表現を変えながらその魅力を発揮する“漢字”。


[会期] 2013年4月20日(土)〜6月30日(日)
[会場] 町田市民文学館ことばらんど
[休館日] 毎週月曜日(ただし、4月29日、5月6日は開館)、5月9日(木)、6月13日(木)


[観覧時間] 10:00〜17:00 ※金曜日は20:00まで
[観覧料] 無料


[主催] 町田市民文学館ことばらんど
[協力] アド・ミュージアム東京、有限会社新星舎印刷所、株式会社バンダイ、株式会社モリサワ
[展覧会情報URL]
http://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul08Literature/tenrankai/index.html



[関連イベント]
1.オープニングイベント「漢字で遊ぼう!」
日時:4月20日(土) ?午前10時〜11時30分 ?午後1時30分〜3時
・「『超変換!!もじバケる』で遊ぼう!」 定員:各回30名(申込不要、先着順)
・「活版印刷を体験してみよう!」 定員:各回10名(申込順)
活版印刷体験への参加は事前申込みが必要
申込:町田市民文学館で4月2日(火)9時から受付、電話:042-739-3420



2.講演会「金田一先生の特別授業“KANJI”と漢字−感じの違い」
講師:金田一秀穂言語学者杏林大学教授)
日時:5月26日(日)午後2時〜3時30分
定員:80名(申込順)
申込:町田市イベントダイヤルで4月11日(木)正午から受付、電話:042-724-5656



3.トークショー「『超変換!!もじバケる』ができるまで」
出演:桐ヶ谷美沙子(?バンダイ超変換!!もじバケる」企画開発担当)ほか
日時:6月9日(日)午後2時〜3時30分
定員:50名(申込順)
申込:町田市イベントダイヤルで4月11日(木)正午から受付、電話:042-724-5656



4.「漢字がCOOL!?」を語る(ギャラリートーク
日時:4月23日(火)、5月11日(土)、5月21日(火)、6月11日(火)、6月30日(日)
午後2:00〜2:30申込不要(直接2階展示室にお越しください)




同時開催:

映画公開記念 三浦しをん舟を編む」展


[開催趣旨]
町田で育った人気作家・三浦しをん。彼女が2012年に本屋大賞を受賞した『舟を編む』が4月13日から映画として公開されます。今度の作品の舞台は、「玄武書房」辞書編集部。「今を生きる辞書」を編集方針に、見出し語24万語、15年の月日をかけて、新しい辞書『大渡海』の編纂に挑むちょっと変わった編集部員たちの物語です。人と人とを繋ぎ、認識を共有する上で重要な役割を果たし、時代の移り変わりとともに生まれ、そして消えていく“ことば”。その力に魅了された人々をユーモラスに描いた本作の企画展を「漢字がCOOL!?−変容する文字デザイン」展と同時に開催することにより“ことば?の魅力をより深く味わっていただきたいと思います。


[会場] 町田市民文学館ことばらんど
[観覧料] 無料
[主催] 町田市民文学館ことばらんど
[協力] 2013「舟を編む」製作委員会、株式会社三省堂
[展覧会情報URL]
http://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul08Literature/tenrankai/index.html