増村益城展 −人間国宝 漆を極める−

平成24年度企画展
熊本県上益城郡に生まれた増村益城(本名成雄、明治43年〜平成8年)は、奈良で辻永斎に師事し、上京後は赤地友哉に「きゅう漆(漆を塗る技術)」、高野松山に「蒔絵(まきえ)」を学びました。
増村は、近代的な感覚で塗りそのものや、乾漆(麻と漆を塗り重ねて成形する技術)による素地の成形に優れた才能を発揮し、昭和53年に「きゅう漆」の技法で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。
昭和57年には柏市に移り住み、柏を拠点に十数年に亘り作品制作を続けました。
本展では漆芸作品を展示するほか、道具類や記録映像等により増村益城の漆の世界を紹介します。
主な作品
上段左より:「乾漆梅花蓋物」(医療法人ましき会益城病院蔵)、「乾漆流水文盛器」(個人蔵)、
下段左より:「乾漆うつわ」(株式会社資生堂蔵)、「縄胎華形盤」(個人蔵)、「乾漆花輪中次」(東京国立近代美術館蔵)
美術講演会
『増村益城の人と芸術』
当館学芸員、中松満始が、増村益城の作品の特徴とその魅力について画像を交えながらお話しします。
○講師:中松満始(千葉県立美術館主任上席研究員)
○期日:12月16日(日)14時〜15時30分
○会場:第3展示室
○定員:100名※申込み予約は必要ありません。無料
ミュージアムコンサート
弦楽四重奏によるコンサート
○演奏:ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉
○期日:11月24日(土)14時〜15時30分 ※終了しました
○会場:講堂
○定員:200名無料
○申込方法:往復ハガキによる事前応募。詳しくはコンサートチラシをご覧ください。
○締切:11月8日(木)必着。応募者多数の場合抽選
ギャラリートーク
『増村益城展』をご一緒に鑑賞しましょう。
○講師:当館学芸員
○期間中の12月16日を除く毎日曜日(11月18日・25日、12月2日、9日、23日)14時〜
○会場:第1.2.3.8展示室※当日、第1展示室にお集まりください。入場料が必要です。
入場料
企画展期間中は第1・2・3・8展示室全て企画展会場となります。
○大人500円(400円団体20名以上)
○高校生・大学生250円(200円団体20名以上)
○中学生以下・65歳以上は無料
○障害者手帳をお持ちの方および介助者の方1名は無料