Artscene 芸術の風景 -アートシーン 展覧会情報

芸術、美術、展覧会の紹介をしています。

アール・ヌーヴォーとアール・デコ展 ―その時代の光―


時計塔80年記念 東京国立近代美術館工芸館の名品でみる

2012年12月15日(土) 〜 12月25日(火)


10:30〜19:00(最終日は17:00まで)


二つのデザインの潮流の鮮やかな対比と、時代と空間を超えた広がり


http://www.wako.co.jp/exhibitions/316

http://www.wako.co.jp/exhibitions/316




東京国立近代美術館と和光の3回目の共催となる展覧会が、銀座・和光ホールにて開催されます。


時計塔80年記念

東京国立近代美術館工芸館の名品でみる
アール・ヌーヴォーアール・デコ
−その時代の光−



19世紀末のアール・ヌーヴォーと、1920年代のアール・デコ。二つのパリ万国博覧会をきっかけにフランスで花開いた芸術運動を取り上げます。
アルフォンス・ミュシャ、A.M.カッサンドルのポスターをはじめ、工芸とデザインの作品約70点を選りすぐりました。


2012年12月15日(土)−25日(火)
開館時間:10:30−19:00(最終日は10:30−17:00)
     

会期中無休 観覧料無料


会場:和光 本館6F 和光ホール
主催:和光、東京国立近代美術館



ギャラリートーク
15日(土) 14:00 唐澤昌宏(東京国立近代美術館工芸課長)
19日(水) 14:00 内藤裕子(同工芸課客員研究員)
22日(土) 14:00 今井陽子(同工芸課主任研究員)



和光本館へのアクセス
〒104-8105 東京都中央区銀座4丁目5-11 
TEL 03-3562-2111


東京メトロ銀座駅 直結B1、A9、A10出口






昭和52(1977)年に北の丸公園内に開館した東京国立近代美術館の分館「工芸館」。明治の洋風レンガ造りの建物として建造物の重要文化財に指定されています。コレクションは約3000点、明治以降の日本および海外の作品を含めた陶磁やガラス、木工など多岐にわたる工芸とデザインです。
その中から毎回テーマに合わせて作品を厳選し、和光ホールで開催されている展覧会も今回、3回目を迎えました。貴重な作品が東京国立近代美術館以外で催される一般の展覧会に貸し出されることはあまり例のないことで、和光ならではの催しです。
今回は19世紀末に生まれた?新しい芸術?という意味のアール・ヌーヴォーと、1920年代、工業と装飾美術の調和を目指したアール・デコ、二つの芸術運動に着目した作品展。前者はルネ・ラリックに代表される、日本の浮世絵などからも影響を受けた色彩や山水花鳥など自然をモチーフとしたもので、優美な曲線が特徴です。一方、後者は流線型で直線的な作品が中心です。
アール・ヌーヴォーアール・デコ、欧州と日本の工芸作品を対比して鑑賞できる貴重な機会です。

◆ギャラリートークのご案内
東京国立近代美術館学芸員が、アール・ヌーヴォーアール・デコのデザインの魅力を
さまざまな角度から解説いたします。 会場:本館6階 和光ホール
12月15日(土)14:00〜 唐沢昌宏氏(東京国立近代美術館 工芸課長)
12月19日(水)14:00〜 内藤裕子さん(東京国立近代美術館 工芸課客員研究員)
12月22日(土)14:00〜 今井陽子さん(東京国立近代美術館 工芸課主任研究員)