町田市民文学館ことばらんど
「まほろの<住人十色>」展
町田で育った人気作家、三浦しをんの“まほろ駅前シリーズ”第2作『まほろ駅前番外地』が2013年1月からドラマ放送されます。「多田便利軒」を営む多田啓介と、そこに居候する行天春彦が暮らす、繁華街と豊かな自然を併せもつ町「まほろ」は、町田がモデルとなっています。「番外地」は、多田と行天が便利屋の仕事を通して出逢った、まほろの住人たちが主役のオムニバス・ストーリー。個性豊かな住人たちはそれぞれの抱える心の闇や不安と向き合いながら、各人の“幸福”へと向かって歩みだします。
本展では、町田で行われたドラマ撮影の様子と、小説『まほろ駅前番外地』をご紹介します。エネルギーあふれる町の姿と、三浦さんの問いかけたテーマ<幸福の再生>への手がかりを、住人たちの物語からご覧ください。
〔会期〕 2012年12月18日(火)〜2013年3月31日(日)
〔会場〕 町田市民文学館ことばらんど 1階 文学サロン・閲覧室
〔休館日〕 毎週月曜日(ただし12月24日、1月14日、2月11日は開館)、年末年始(12月29日〜1月4日)、第2木曜日
〔観覧時間〕 10:00〜22:00(閲覧室内は17:00まで)
〔観覧料〕 無料
〔主催〕 町田市民文学館ことばらんど
〔協力〕テレビ東京 文藝春秋
〔展覧会URL〕
http://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul08Literature/bungaku/20121203112728404.html
〔テレビドラマHP〕
http://www.tv-tokyo.co.jp/mahoro/
(作者紹介)
三浦しをん 小説家
1976年東京都生まれ。10歳の頃から20年以上町田市で過ごす。早稲田大学第一文学部卒業後、2000年に長編小説『格闘する者に○(まる)』でデビュー。2006年、『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞を受賞。2012年には『舟を編む』で本屋大賞を受賞した(同作は、2013年4月に映画公開予定)。その他の小説に『風が強く吹いている』『仏果を得ず』『神去なあなあ日常』『木暮荘物語』など、エッセイに『悶絶スパイラル』『お友だちからお願いします』ほか、多数の著書がある。
(関連イベント)
?「三浦しをん×池田真紀子 特別対談」
ゲスト:三浦しをん/池田真紀子(翻訳家)
日時:2013年1月27日(日) 午後2時〜3時30分
会場:文学館2階 大会議室
定員:80名(申込順)
申込:町田市イベントダイヤル(☎042-724-5656)で12月22日(土)正午から受付
?まほろ散歩
町田駅周辺で“まほろ駅前シリーズ”に登場する場所を歩きます。
日時:2013年2月26日(火)、3月10日(日) 午後2時〜3時
集合:文学館1階 文学サロン
定員:20名程度(申込不要)
※雨天決行
?いつでも参加できるイベント
「まほろ検定‐番外地編‐」
展覧会期間中、「まほろ駅前番外地」に関する検定問題を配布します。全問正解者には記念品を差し上げます。
〔お問い合わせ〕町田市民文学館ことばらんど
〒194-0013
東京都町田市原町田4-16-17
TEL:042-739-3420
FAX:042-739-3421