昭和の家電
懐かしい昭和の家電製品を集めた展示会が東京・足立区の郷土博物館にて始まっている。2012年10月8日まで。「三種の神器」と言われた白黒テレビや洗濯機などが展示されている。
これら展示されている家電製品は、増田健一さん(49、大阪の博物館研究員で収集家)が20年余りかけて集めたおよそ2000点の一部である。14型の白黒テレビと、レバーを手動で回転させて脱水する洗濯機、それに冷蔵庫など、昔懐かしい家電製品150点。
昭和40年に発売された「スナック3」という弁当箱ほどの大きさの製品は、トーストと目玉焼き、それにホットミルクという、当時、流行していった朝食を一度に準備できるもの。こうした珍しい電化製品で暮らしを楽にしようという当時のメーカーの意気込みが感じられる。石けんや歯ブラシなどの日常用品も当時の広告ポスターとともに紹介されている。
http://www.city.adachi.tokyo.jp/hakubutsukan/2012kaden.html
区制80周年記念企画展 「タイムスリップ・昭和家電 増田健一コレクション」
昭和から平成に時代がかわって24年。いつのまにか昭和も昔の時代になりつつあります。家電をとおして、昭和時代を振り返ってみてください。
【日時】
2012年8月28日−10月8日まで
月曜日休館(ただし9月17日、10月8日は開館し、9月18日、10月9日が休館、10月1日は区民の日で開館)
足立区 郷土博物館
Time: 9:00-17:00 (入館は午後4時30分まで)
昭和30(1955)年代は、好景気に沸き、冷蔵庫・洗濯機などのヒット商品が続々と発売されました。
昭和家電には、初めてのものを創る開発者たちの苦労や施行錯誤のあとをうかがうことや、懐かしさと力強さを感じることができます。
そんな昭和家電や生活用品を全国各地から個人で収集していらっしゃる増田健一氏のコレクションを、多くの方に見て欲しい、そして楽しんで欲しい!との思いで今回初めて東京での公開となります。
1 昭和30年代にようこそ 宣伝とくらしの雑貨
経済成長に伴って商品開発される生活雑貨、宣伝のポスターや看板など楽しいものをたくさんご覧いただきます。
2 三種の神器とその時代
「三種の神器」(白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫)をはじめ、新生活の象徴としての家電製品を紹介します。
3 夏涼しく、冬暖かく
扇風機、電熱器など、電化が効果的にいかされた夏と冬のいろいろな家電製品を集めました。
4 なんでも電化
家電製品の開発の狭間で生まれたチャレンジ精神あふれる電化製品をみてください。
5 体感・昭和足立
30年代から40年代の区内コレクションとともに、みなさまの写真・エピソードを紹介します。
増田健一氏(大阪市立住まいのミュージアム研究員)による「家電おもしろ大解説」
昭和レトロ家電コレクターの増田健一氏による昭和家電の興味深いお話があります
1.日時
9月15日土曜日(無料公開日)午後2時から3時30分
2.会場
郷土博物館 講堂及び展示室
3.定員
100名(先着順)
4.申込
不要 当日直接会場でお越しください。
家電の思い出大集合
1 思い出の家電写真
昭和30年代から40年代の「思い出の家電写真」や
「家電と私(人)」との写真を募集します。
2 初めての家電エピソード
テレビが来た日、ジューサーを使ったことなど、家電にまつわる思い出のエピソードをお寄せください。
(400字以内)
【応募方法】
・写真には、写真の説明(撮影年、場所、写った家電の名前や人についてなど)を記入してください。
・氏名、住所、電話番号をご記入のうえ、郵送、持参してください。デジタルデータでの応募も可。
・エピソードについては、博物館メールでも受け付けいたします。
【締め切り】
平成24年8月31日
お寄せいただいた写真は、足立区・郷土博物館に帰属し、郷土資料として今後も活用させていただきます。
お問い合わせ
地域のちから推進部郷土博物館
電話番号:03-3620-9393
ファクス:03-5697-6562