Artscene 芸術の風景 -アートシーン 展覧会情報

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国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展

artscene2012-06-17




2012/8/4(土)10/8(月・祝)


近代ロシア絵画の巨匠、日本初の本格的回顧展




19世紀後半から20世紀初頭の混沌としたロシアを生きたイリヤ・レーピン(1844‐1930)は、近代ロシア絵画を代表するリアリズムの旗手として活躍しました。進歩的グループ「移動展派」に加わり、社会的矛盾を糾弾する作品や、革命運動をテーマにした作品を発表して名声を得たレーピンは、ロシアの民族精神を鼓舞する歴史画の大作や、深い洞察力で文化人等を描いた肖像画の傑作を描いた画家としても知られています。また一方で、家族などを描いた心温まる作品にも注目したい画家です。
本展はロシア美術の殿堂であり、世界最大のレーピンのコレクションを誇るモスクワの国立トレチャコフ美術館より、画業の初期から晩年に至る様々なジャンルの油彩画と素描約80点により構成される、過去最大の本格的なレーピン回顧展です。



優れた観察力と卓越した表現力により、写実主義を極めた画家レーピン。重厚なロシア文学の傑作を読むのに匹敵する感動が得られる、直球型の展覧会を是非堪能してください。



イリヤ・レーピン
《休息−妻ヴェーラ・レーピナの肖像》
1882年 油彩・キャンヴァス
国立トレチャコフ美術館所蔵
© The State Tretyakov Gallery









開催期間
2012/8/4(土)−10/8(月・祝)

開館時間
10:00−19:00(入館は18:30まで)会期中無休
毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)





〒150-0043

東京都渋谷区道玄坂2丁目24−1

03-3477-9111

2012/6/19(火)−7/29(日)

開館時間

10:00−19:00(入館は18:30まで)

会期中無休

毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)




会場

Bunkamuraザ・ミュージアム