家族の肖像―絆をみつめて
【ミニ企画 入場無料】
http://hanga-museum.jp/exhibition/index/2012-126
アルブレヒト・デューラー(1471−1528)
「聖母子と王冠を捧げる二人の天使」 1518年 エングレーヴィング
恩地孝四郎(1891−1955)
「母と子」 1917年 木版
谷中安規(1897−1946)
「虎ねむる」(『白と黒』41号) 1933年 木版(多色)
ワルワーラ・ブブノワ(1886−1983)
「海辺で」 1930年頃 リトグラフ(多色)
家族―それは私たちにとって、もっとも身近な存在です。楽しいにつけ、悲しいにつけ、一緒に笑い一緒に泣き、大変なときには支えあう、それが家族です。また反面、あまりに身近すぎてその存在が当たり前のことのように感じられ、ありがたみを忘れてしまうこともあるでしょう。
けれども、東日本大震災以来、あらためて人と人との絆が問い直されています。平凡な日常生活のなかでは気づかない家族の存在の大切さが、危機の中にあって見直されているのではないでしょうか。
この展示では、16世紀前半から現代日本まで、版画に描かれてきた家族の肖像によって絆をみつめ直します。ぜひご覧下さい。
町田市立国際版画美術館 常設展示室
2012年4月4日(水)〜6月17日(日)
休館日 月曜
開場時間
平日 10:00〜17:00(入場は16:30まで)
土・日・祝日 10:00〜17:30(入場は17:00まで)
観覧料 無料