Artscene 芸術の風景 -アートシーン 展覧会情報

芸術、美術、展覧会の紹介をしています。

すべての僕が沸騰する―村山知義の宇宙

artscene2012-05-16



村山知義《サディスティッシュな空間》
1922-23年 京都国立近代美術館蔵 

村山知義(1901 - 1977)の代表作





世田谷美術館 


2012年7月14日(土)〜9月2日(日)


〒157-0075

東京都世田谷区砧公園1−2

03-3415-6011

電車とバス

(1)東急田園都市線「用賀」駅
美術館行バス「美術館」下車 徒歩3分


「用賀」駅より徒歩17分



(2)小田急線「成城学園前」駅
渋谷駅行バス「砧町」下車 徒歩10分


(3)小田急線「千歳船橋」駅
田園調布駅行バス「美術館入口」下車 徒歩5分


(4)東横線「田園調布」駅
千歳船橋行バス「美術館入口」下車 徒歩5分



すべての僕が沸騰する―村山知義の宇宙―








村山編集の雑誌『マヴォ』(Mavo)など



 このたび開催の運びとなった展覧会は、わが国「前衛」運動の旗手・村山知義の多彩な活動の足跡をたどるはじめての回顧展です。 村山はわずか一年のベルリン滞在で、当地に渦巻いていた「前衛」動向に感化され、帰国後1920年代のわが国の美術界に、その衝撃的な表現世界をもちこんだ人物として知られています。しかもその表現は、造形美術にとどまることなく、ダンスパフォーマンスや演劇人としての舞台の仕事をはじめ、最初期から手がけられた絵本のためのさし絵など、文化全般に大きな影響力を与えました。


 1920年代に展開された美術の仕事を中心に、現存する村山作品と参考資料を一堂に会しながら、村山が活動した時代背景を伝える国内外の作品や資料とともに、その沸騰する創造のエネルギーをはじめて明らかにする好機といえるでしょう。700点を超える作品・資料を配し、下記の展覧会構成によって「村山知義の宇宙」を伝えます。


  ?. 前兆:1920
  ?. 伯林:1922
  ?. 沸騰:1923 - 1931
  ?. こどもたちのために
  ?. その生涯