ヤオコー川越美術館
埼玉 ヤオコー川越美術館
食品スーパーチェーン「ヤオコー」(本社・川越市)は7日、同市氷川町に「ヤオコー川越美術館(三栖右嗣(みすゆうじ)記念館)」を完成させ、完工式を行った。昨年の創業120周年を記念した芸術分野の社会貢献活動の一環。来年3月11日にオープンする。
同館は、現代リアリズムの巨匠とも言われ、ときがわ町にアトリエを構えて創作活動をした三栖氏(昨年死去)の、油絵、リトグラフなど計151点を収蔵、展示する。建物は鉄筋平屋建て約464平方メートルで、二つの展示室、カフェなどが設けられている。入館料は大人300円、大学・高校生200円、中学生以下無料の予定。
作品の魅力のほか、建物の周囲の水辺や緑を楽しみ、入館料がかからない館内のカフェを憩いの場所にしてほしいという。
ヤオコー川越美術館 三栖右嗣記念館