Artscene 芸術の風景 -アートシーン 展覧会情報

芸術、美術、展覧会の紹介をしています。

公文書の世界

artscene2011-10-15

 2011年度 秋の特別展 「国立公文書館創立40周年記念貴重資料展2」


 「公文書の世界」 (入場無料)


 http://www.archives.go.jp




秋の特別展では、国立公文書館創立40周年を記念して、当館が所蔵する明治から平成の多彩な公文書を展示。


明治前期の諸施策を今に伝える「公文録」(重要文化財)、関東大震災による焼失を免れた「震災焼残文書」をはじめ、 絵図や写真を含むもの、形状や来歴に特徴があるものを中心に、様々な省庁から受け継いだ公文書をご紹介します。


展示資料のなかには、これも公文書かと思えるものも。重要文化財からぬいぐるみまで…個性豊かな「公文書の世界」をお楽しみください。



 http://www.archives.go.jp/exhibition/popup_haruaki_23_aki/popup_haruaki_23_aki_01.html

http://www.archives.go.jp/exhibition/haruaki_23_aki.html




主な展示物



2011年10月1日(土)ー 2011年10月20日(木)


午前9時45分〜午後5時30分


※入館は、閉館30分前まで
(特別展は、期間中無休)



〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園3番2号


電話:03-3214-0621(代表) 

FAX:03-3212-8806



地下鉄東西線 竹橋駅 歩5分




http://www.archives.go.jp/



♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪


 
 
 
 


 敦賀市立博物館の土蔵が引っ越し

 

 敦賀市相生町の市立博物館にある明治初期の土蔵が約150m先の広場に移されることになり、作業が始まった。2階建て延べ約63平方mの土蔵を、約20日間かけてゆっくり引っ張って移動させる。「曳家(ひきや)」と呼ばれる手法。


 市道を一時全面通行止めにするなど大規模な“引っ越し”となる。業界団体の「真日本曳家協会」は公道を全面通行止めにして150メートルもの距離を移動させるのは日本では前例がなく、今回の曳家は見ものであるという。




 土蔵は、博物館の東隣にあった旧喜多村邸のものだった。喜多村家は、敦賀銀行頭取や敦賀町長などを務めた喜多村謙吉氏を輩出した名家。太平洋戦争の空襲で土蔵だけが残り、博物館が1997年から、民具や書籍など文化財の収納庫として利用している。



 博物館は、1927(昭和2)年竣工の旧大和田銀行本店の建物を利用している。来秋から、当時の銀行の雰囲気を再現する大規模改修工事に着手し、土蔵のある場所には新しく専用の収蔵庫を建設するため、土蔵を移動することになった。



 移動工事は、曳家の専門業者が数人で土蔵の下に鉄パイプを組み込み、ジャッキで建物を少し浮かせる。鉄パイプをレールのように敷き、土蔵に取り付けたワイヤを専用機械で引っ張り、1日数メートル動かすという作業を繰り返す。17〜26日は博物館北側の市道約100メートルを全面通行止めとするなど、地域を巻き込んだ引っ越し作業だ。真日本曳家協会によると、移動距離は通常、長くても50mほどという。



 博物館の川村俊彦館長

 「歴史的景観を生かしたまちづくりのため、これからも大切に利用していきたい」