Artscene 芸術の風景 -アートシーン 展覧会情報

芸術、美術、展覧会の紹介をしています。

藝祭2011 東京藝大 学園祭

artscene2011-08-14

東京・上野 東京芸大

2011年9月2日(金)-4日(日)
午前9時-午後7時


http://www.geidai.ac.jp/life/geisai/2011.html
http://www.geidai.ac.jp/event/geisai2011/

東京藝術大学上野キャンパス
上野公園
上野商店街

交通案内
〒110-8714 東京都台東区上野公園 12-8


【 JR 】
 上野駅鴬谷駅 下車徒歩10分


【 地下鉄 】
 銀座線・日比谷線上野駅 下車徒歩15分
 千代田線・根津駅 下車 徒歩約10分


【 京成電鉄 】
 京成上野駅 下車徒歩15分


【 都営バス 】
 上26系統(亀戸←→上野公園)谷中バス停 下車徒歩約3分


【 台東区循環バス 】
 東西めぐりん東京藝術大学バス停 下車すぐ




 オペラ団体「東京室内歌劇場」が、オペラの制作に関する補助金など国の支援金約2億1千万円を不正に受給していたと、文化庁が5日、発表した。2007年度から10年度までの事業で、二重帳簿を作ったり、架空の領収書を偽造したりして経費を水増し請求していた。同庁は「非常に悪質な事例」として受給資格停止などを検討する。ほかに、日本浪曲協会が約1千万円の補助金を不正受給していたことも、同庁があわせて発表した。

 オペラの制作費への支援をめぐっては、日本オペラ連盟が国の支援金約6千万円を不正に受け取っていたことが昨年7月に判明。文化庁は芸術団体への補助金や支援金の支給についてチェック態勢を見直しはじめたばかりだった。


 名門オペラ団体・東京室内歌劇場(太刀川悦代・運営委員長)が2007〜10年度に17事業で文化庁などから受けた支援金約2億1390万円を不正に受給していたとして、文化庁は来月にも同歌劇場に不正受給額の返還請求をする。

 オペラ界では、昨年の日本オペラ連盟に続く、支援金を巡る不正発覚だ。同歌劇場は、上演機会の少ないオペラを日本初演することに定評がある。しかし、海外の歌劇場が毎年のように来日公演を行っている現状で、今回のケースでは最大1事業約4800万円という多額の支援金を出してまで、国内でオペラを制作する意義があるのか、疑問視する声もあがりかねない。

 音楽・演劇両要素を持つオペラは「総合芸術」と呼ばれる。クラシック音楽の演奏会と芝居の公演、いわば2公演分行っているようなもので、当然、費用もかさむ。オーケストラ・歌手の出演料、ホールの賃貸料、舞台セット費、衣装代など、多岐にわたり、1事業約2000万〜3000万円、大きい公演では1億円を超える。

 東京室内歌劇場事務局は、不正受給分も「すべてオペラ制作にかかわることに使った。事務所運営費もかかるが、その費用は支援の対象外。その分、ほかの費目を多く請求した」と釈明。不正受給時の運営委員長・竹澤嘉明氏は「半ば慣習的に行っていた。変えようと思っていたが、そのまま今に至った」と話している。

 長引く不況もあり、オペラ団体の運営は軒並み苦しい。今回の問題は、制作にお金がかかるから、というよりも、それに伴う支援金が巨額であるがゆえ、運営の苦境を不正な会計処理により、安易に解決したものと言えよう。基本的に当事者のモラルの問題だが、公的支援を受ける団体に、経理の公開を義務づけるなどの対策が求められる。

 文化庁の山崎秀保・芸術文化課長は「規則通りに会計を処理している団体がほとんど」と指摘する。同庁は防止策とし、帳簿・領収書の提出を義務化したことに加え、近く庁内に検討委員会を設ける。

 16世紀末にイタリアで始まったオペラは、当初から封建君主らに保護され、パトロンの存在と切り離しては語りえない。現代でも欧州では、額は減る傾向にあるものの手厚い公的支援を受けている。


 文化庁は5日、オペラを公演する「東京室内歌劇場」(東京都中央区)と、浪曲の振興を図る「日本浪曲協会」(同台東区)が、07〜10年度の26事業について、経費の水増しなどによって総額約2億2600万円の補助金を不正受給していたと発表した。同庁は不正受給額の返還を求めるとともに、補助事業への応募を制限する方針で、詐欺などの容疑で告訴も検討する。

 同庁によると、不正受給の内訳は、東京室内歌劇場が07〜10年度の17事業約2億1400万円、日本浪曲協会が07〜09年度の9事業約1200万円。同庁の調査に対し、両団体は私的流用を否定し、事業経費に充てたとしているという。

 東京室内歌劇場は、今年2月に同庁の執行調査で発覚。二重帳簿を作成し、領収書を偽造していた。日本浪曲協会については、昨年11月に同庁へ不正受給の情報提供があり、領収書に水増しした金額を記入していた。





文化庁は5日、「東京室内歌劇場」(東京都中央区)が補助金など計約2億1400万円を、「日本浪曲協会」(台東区)も同様に計約1200万円をそれぞれ不正受給していた疑いがあると明らかにした。文化庁は両団体に返還請求するとともに、詐欺罪などに当たる可能性があるとして警視庁に被害相談し、刑事告訴を検討している。両団体とも「自己負担分を少なくしたかった」と説明しているという。

 文化庁によると、歌劇場は平成19〜22年度の計17事業で、偽造した企業の印鑑を使用して架空の領収書を作成するなどして経費を水増し請求。二重帳簿も作成し発覚を免れる工作もしていた。浪曲協会も19〜21年度の9事業で浪曲師の報酬を実際より上積みして領収書を作成する手口で不正受給していたという。



http://www.chamber-opera.jp/cgi-bin/news.cgi#250

http://www.rokyokukyokai.org/

http://www.asahi.com/culture/update/0119/TKY201101190465.html

http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010081701001097.html

http://globe.asahi.com/feature/101206/04_1.html


http://blogs.yahoo.co.jp/matsuoatsuoki/34175000.html

http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010091601000633.html

http://www.bunka.go.jp/geijutsu_bunka/josei/shienkin_shiyou.html