神奈川近代文学館(横浜)
「漱石と文人たちの書画」展
夏目漱石、高浜虚子、武者小路実篤、中川一政らの館蔵コレクションによる
〈同時開催〉
常設展「文学の森へ 神奈川と作家たち」展
第3部 太宰治、三島由紀夫から現代まで
2011年6月11日(土)ー7月31日(日)
休館日 月曜
(7月18日は開館)
記念講演会
7月23日(土) 「孫からみた漱石の書画」
講師: 夏目房之介 (マンガ・コラムニスト、夏目漱石孫)
ギャラリートーク
6月24日(金)、7月15日(金)、29日(金) 14:00
展示館1階エントランスホール
問い合わせ
公益財団法人神奈川文学振興会
231-0862
横浜市中区山手町110 港の見える丘公園
県立神奈川近代文学館内
TEL045-622-6666
FAX045-623-4841
中国古来から詩文の創作に携わる文人は、書や絵画にも優れた腕前を発揮しました。 日本でも、近世以来の伝統を引き継いで、多くの作家が余技を超えた書や絵画作品を残しています。 彼らは創作上の主義主張を同じくして寄り集い、あるいは師友として敬愛しながら、 書や絵画においても影響し合い、互いの肖像画や著書の装幀画を描くこともありました。
本展は、当館が所蔵する資料のなかから、明治・大正時代に活動を始めた文学者を対象に、 コレクションとしてまとまりのある書や絵画を【硯友社の人びと】【漱石とその周辺】【白樺派の人びと】の3つの部門によって展示するものです。
夏目漱石の書画をはじめ、広津柳浪、巌谷小波、高浜虚子、武者小路実篤などの従来の館蔵品に加え、 昨年、山田幸男氏から寄贈された画家で詩人、随筆家でもある中川一政のコレクションからその書画を紹介します。
執筆の合間に風雅を求め、または自らの精神の拠りどころを探りつつ書かれた文人たちの書画には、 作者の文芸世界や人格の反映を見ることができます。その豊穣な世界をお楽しみください。
開館時間 午前9時30分〜午後5時(入館は4時30分まで)
神奈川近代文学館第2展示室
観 覧 料
一般400円
65歳以上/20歳未満及び学生200円
高校生100円
中学生以下無料
神奈川近代文学館、法人神奈川文学振興会