Artscene 芸術の風景 -アートシーン 展覧会情報

芸術、美術、展覧会の紹介をしています。

 はけの森美術館(東京都小金井市)

artscene2011-05-02


2011年3月6日(日)−5月22日(日)                                    休館日:月曜日 

観覧料:一般400円、小中学生200円 
※未就学児および障害者手帳をお持ちの方は無料

※5月14日(土)・15日(日)は中村研一の誕生日(5月14日)を記念した無料観覧日

主催:小金井市立はけの森美術館  
協力:東京学芸大学デザイン研究室



中村研一記念小金井市立はけの森美術館は、財団法人中村研一記念美術館より作品・建物の寄贈を受けて2006年春に開館しました。開館5周年を記念して、コレクションの中心である洋画家・中村研一(1895−1967)の画業を、初期から第二次世界大戦までと、戦後小金井に居を構えてから晩年までの2章で構成してご紹介します。

中村は、東京美術学校卒業後まもなくから情感を抑えた堅実な写実描写で高く評価され、帝展、新文展等で受賞を重ねました。その実績から、戦時中は軍から戦争記録画の制作を依頼されます。1945年、空襲でアトリエと多くの作品を消失した後、中村は小金井に転居し、緑と水に恵まれたこの地で最期まで創作活動を続けました。

当館にはかつての中村の住居や庭、愛用の品々が残り、またそれらを描いた作品も多く所蔵されています。画家の制作と生活の記憶をとどめるこれらのモティーフを、作品とともに紹介する小特集を設けます。さらに、2006年以降に収蔵された中村の作品を紹介するコーナーや、開催展覧会のポスター展示を通して、市立美術館として再出発してからの5年間を振り返ります。


トークイベント「小金井に来るまでの中村/はけの森での研一」
河田明久千葉工業大学准教授)/馬目世母子(元・財団法人中村記念美術館理事長秘書)
4月24日(日)13:30〜16:00
定員30名(申込先着順) 参加無料(要観覧券)
前半は戦前の中村研一と彼を取り巻いた同時代美術の動向について、後半は小金井に住むようになってからの研一の素顔をお話しいただきます。


はけの森美術館   電話:042-384-9800
東京都小金井市中町1-11
小金井市コミュニティ文化課 電話:042-387-9923

●交通案内
武蔵小金井駅下車 南口より徒歩約15分、はけの道沿い市立第二中学校近く
武蔵小金井駅南口発 ココバスミニ野川・七軒家循環
 「はけの森美術館」 下車徒歩1分
 
武蔵小金井駅南口発 京王バス武蔵境駅南口行き「中山谷」、
  西武多摩川線新小金井駅発 ココバス中町循環「美術館入口」
 「中山谷」 下車徒歩1分(美術の森北門より)
 
京王線府中駅調布駅発 京王バス武蔵小金井駅行き「前原坂」
  下車 歩10分

http://www.city.koganei.lg.jp/kakuka/shiminbu/shiminbunkaka/hakenomori/hakenomori_museum.html