「アルディの全身化石骨」展

東京大学総合研究博物館
「アルディの全身化石骨」展によせて

諏訪　元　（本館教授、形態人類学）

昨年の10月2日、440万年前のアルディピテクス・ラミダス（ラミダス猿人）の全体像が科学誌サイエンスに発表された。それまでほとんど未知だった、アウストラロピテクスに先行する人類進化段階について、初めて多くが解き明かされた。その中心的な化石骨が、「アルディ」の名で知られる部分骨格標本である。
このたびは、エチオピア国立博物館における初公開に次ぎ、初めてエチオピア国外で「アルディ」の全身骨（レプリカ）を展示公開する。
http://www.um.u-tokyo.ac.jp/exhibition/2010Ardi.html

特別公開期間：
2010年10月1日（金）から10月30日（土）まで・・・終了
2010年12月18日（土）から2011年2月6日（日）まで

特別公開展示
アルディの全身化石骨
会期：2010年12月18日[土]−2011年2月6日[日]
休館日：月曜日（ただし、1/10は開館）、
　　12/27-1/4, 1/11, 1/15/16
開館時間：10:00-17:00（入館は16:30まで）
会場：東京大学総合研究博物館（本館） 　
入場無料