Artscene 芸術の風景 -アートシーン 展覧会情報

芸術、美術、展覧会の紹介をしています。

福岡アジア美術館

artscene2011-05-19


左から
ディーパック・クマール・ジョシ「ヴァジュラヨーギニー(金剛喩伽女)」2003年
ラトナ・ゴーパル・シンクワル「白ターラー」2009年
ウダヤ・チャラン・スレスタ「マハーラクシュミー」2005年

現代アジアの作家  華麗なるネパールの神仏〜ポーバ絵画の世界
http://faam.city.fukuoka.lg.jp/home.html

■期間:2011年1月2日(日)〜2011年3月22日(火)
■会場:アジアギャラリーB

 ポーバ絵画とは、ネパールの先住民族であるネワール族の画家が描いた、仏教やヒンドゥーの神仏や曼荼羅などの絵画のことです。その起源は11世紀頃にさかのぼり、独自の様式を形成し、チベット仏教のタンカの成立にも影響を与えながら展開を続けてきました。現在もカトマンドゥ、パタン、バクタプルの三都市で盛んに制作されています。

 アジアの現代美術作家を紹介する「現代アジアの作家」シリーズの第5回目となる本展では、伝統的な宗教絵画でありながら、西洋的な陰影表現や油彩技法など、新たな手法を取り入れて展開する現代のポーバ絵画の世界を、30作家約50点の作品で紹介します。1点の制作に数ヶ月を費やすほどの精緻な技術によって描きだされた、華麗でなまめかしい神仏たちの姿は見る人を魅了します。本展は、ネパールの文化に親しむ絶好の機会となるでしょう。

2011年1月2日(日)〜3月22日(火) 
休館日 水曜
アジアギャラリーB(7階)

観覧料 一般200円 高大生150円 中学生以下無料
※ 20名以上の団体、シルバー・身体障がい者・精神障がい者保健福祉・療育手帳所持者料金は50円割引。
※ この料金でアジアギャラリーA(コレクション展)も鑑賞可。

主催 福岡アジア美術館

学芸員によるギャラリートーク  会場:アジアギャラリーB(7階)
【開催日】 日時:2011年1月15日(土)、2月12日(土)、3月13日(日) 午後2時〜2時45分