世界を驚嘆させた金属工芸
―清水三年坂美術館コレクションを中心に」
住友コレクション 泉屋博古館分館
〒106-0032 東京都港区六本木1-5-1
03-5777-8600(ハロ−ダイヤル)
協力 清水三年坂美術館
10月16日(土)〜12月12日(日)
開館時間 午前10時→午後4時半 (ただし、入館受付終了は午後4時)
休館日 月曜日
入館料 一般 800円(640円)/学生500 円(400円)/中学生以下無料
※20名様以上の団体の方は( )内の割引料金
ギャラリ−ト−ク 10月23日・11月6日・11月27日・12月4日の土曜日
各午後2時より〜
交通 東京メトロ
銀座線 溜池山王駅下車 徒歩10分
お問合先
泉屋博古館分館 SEN-OKU HAKUKO KAN
〒106−0032 東京都港区六本木1-5-1
03-5777-8600(ハロ−ダイヤル)
室町時代以降、日本の金工は刀装具を中心にその技を鍛えてきました。幕府お抱えの後藤家を主流とする金工師たちは、「明治」という新しい時代の到来とともに「金属による表現」というそれまでとは全く異なる技量を試され、伝統の技を極める者、輸出という新しい場を得ていく者、多くの作家たちがそれぞれの道を模索しました。そして金属を自在に操る造形力、細緻を極めてた鑿の彫り、色金を用いた鮮やかな世界は諸外国を驚嘆させました。
本展では、幕末・明治の細密工芸のコレクションとして知られる清水三年坂美術館の所蔵品を中心に、日本の金属工芸の世界を牽引してきた刀装具をはじめ、明治という博覧会の時代を代表する「金属・ア−ト」の名品を展示いたします。
出品予定作家
後藤一乗・正阿弥勝義・塚田秀鏡・香川勝廣・中川一匠・加納夏雄・海野勝萊・鈴木長吉・大島如雲・山田宗美など
主な出品作品
正阿弥勝義「鯉鮟鱇対花瓶」のうち鮟鱇 明治時代 高32.0cm 清水三年坂美術館蔵
正阿弥勝義「群鶏図香炉」 明治時代 高14.2cm 清水三年坂美術館蔵
正阿弥勝義「古瓦鳩香炉」 明治時代 高15.0cm 清水三年坂美術館蔵
鹿島一谷「花鳥図香炉」 明治時代 高25.0cm 清水三年坂美術館蔵
海野勝萊 「孔雀図巻莨箱」 明治時代 巾17.5cm 清水三年坂美術館蔵
香川勝廣「菊花図花瓶」 明治時代 高40.0cm 清水三年坂美術館蔵
など約170件